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イヨケン STRONG STYLE

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201611/2987

VOL. 87 HAGANE SPIRITのイメージを求めて

Seigo Saito

こんにちは、齋藤静吾です。皆さんはもうHAGANE SPIRITブックを手に取られましたか?各分野のインストラクター達それぞれのスピリット。アメリカに挑戦するイヨケンもその一人として登場しました。

 

 

HAGANE SPIRITブックのイヨケンのページを飾るこの写真、イヨケンとエリートシリーズ最終戦が終了した後に、ウィスコンシン州のラクロスという街に居残りをして撮影した一枚です。まだお手に取られていない方はぜひシマノさんのホームページから、もしくは全国の釣具店さんで手に取ってみてください。

 

 

今回のStrong Styleは使われなかった写真を皆様におすそ分けしようかと思います。実はこのプロジェクトは今シーズンがスタートする頃から始まっていて、何度かイメージに合う写真をとトライするもなかなか思ったような写真ができませんでした。今回はシーズン最後ということでトーナメントが終わってからの1日をしっかり撮影に当てさせてもらいました。僕自身は試合前からロケーション探しを続けました。まずは撮影日の流れをコーヒーと朝食をとりながら確認。コーヒー好きのイヨケンはゆっくりコーヒーを飲むのが好きなようですが、撮影もしながら次の撮影ポイントの話を…聞いてくれているか心配ですけど。

 

 

でかいカメラを構えていれば、それなりに人も寄ってきたり。思いがけない出会いは大歓迎のイヨケン。ファンの人とも日本と同様笑顔で撮影。

 

 

その後アメリカっぽい風景を走る姿が撮りたくて街から3、40分離れた田園風景の景色に移動。場所を変えては走り過ぎて行くイヨケンと車とボートを風景にはめ込んでいきます。場所によっては2回も3回もやり直し。キーワードは"旅"、"遠距離移動"、"アメリカン"、"チャレンジ"、などなど。そういった雰囲気が出るような写真を求めてロケーション撮影は続きました。こうやってロケーション撮影をしてはいますが、実際彼が普段走るのもこういった場所。基本は彼の行動をドキュメンタリーに抑えていく感じです。

 

 

時には同乗させてもらって、彼がアメリカでの生活のかなりの時間を費やすトラックの中で彼にカメラを向けたりもしました。一人でトーナメント会場から次の会場に向かう際、アメリカのラジオをかけながら音楽を楽しみ、時には日本のスポンサーとのやりとりをスピーカーフォンでこなし、自身のブランドの新製品のアイディアを生み出す時間だったり。とにかく移動時間の長いアメリカでの転戦生活、時間を有効に使っているそうです。

 

 

長い時には数日かけて次のトーナメント会場に向かうことも多々あるアメリカ。それだけ移動して練習してバスと巡り会えるか、失敗するか。
「今の僕にはまだまだ経験が足りません。すごく遠い湖まで移動して、練習で魚が見つかって、試合が始まったらその魚が釣れなくて予選落ち。本当に悔しいっすよ。でもね、今はまだしょうがないかなって思います。バスにも笑われているのかもしれない。そのバスを釣り上げてやりたいんです。だから僕にはまだまだやらなきゃいけないことがいっぱいですよ」
ニコリと笑顔で話してくれました。

 

 

時間を見つけては日本とのコミュニケーションも忘れない。この日も撮影中に日本の家族と電話をしていました。一人アメリカで戦っているイヨケン。
「僕は一人でアメリカに来ていますが、孤独ではないですよ。こうやって家族がしっかり僕のことを、僕の夢を支えてくれています。スポンサーの皆さんも僕のアメリカでの挑戦を応援してくれています。幼馴染もみんな。だからみんなの応援なくして僕はこの挑戦は続けられません。一人でも多くの人が僕の挑戦する姿を見て、バス釣りの楽しさを感じてくれたり、何かに挑戦することを恐れないで楽しんでくれたらなって思います」

 

 

イヨケンのアメリカに挑戦する姿、スピリット。これからも彼のそんな姿をこちらでお伝えできればなと思っています。