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イヨケン STRONG STYLE

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201608/1975

VOL. 75 バスマスターエリートシリーズ第8戦ポトマックリバー戦

Seigo Saito

こんにちは、齋藤静吾です。今回は先週ポトマックリバーにて行われたバスマスターエリートシリーズ第8戦の模様をお伝えします。以前エリートシリーズがこの川で開催されたのは8年くらい前だったように思います。久しぶりの開催となりました。

 

 

ポトマックリバーはアメリカの首都、ワシントンDCの周辺を流れ、メリーランド州とバージニア州に挟まれています。1912年には日本から桜の苗木が送られ、今では毎年桜祭りが3月に行われることでも有名な川です。下流には昨年バスマスターエリートシリーズが開催されたチェサピーク湾が控えています。

 

 

全長405マイルにも及ぶポトマックリバーはタイダルリバーで、1日のうちに水位が変動する川となっています。水位の状況で魚のつき方も変わってくるので、いかにタイド(潮)を読むかが重要なキーとなります。イヨケンをスタート地点から近いクリークのマウス部分で発見しました。

 

 

この段階で朝一番に釣ったジャスト・キーパーサイズの一匹のみ。
「朝一のラッキーで釣れた1匹だけです。やばいです。」とイヨケン。
夏に開催された今回の大会、上流から下流までかなりのエリアでグラスを見ることができました。そしてほとんどの選手がこのグラスをキーにした戦略を組んでおり、もちろんイヨケンもそれをメインとした戦いをしていました。昨年の同時期にプリプラクテイスを行って、広大な水域から何箇所か目をつけていたようですが、試合直前の公式プラクティスでは思ったように魚を見つけることはできなかったようでした。

 

 

ウエイインに戻ってきたイヨケン。ウエイイン待ちの列ではシマノチームメートのジョナサン・バンダムと隣同士。二人揃ってリミットメイクならずの、屈辱のこのポーズ。僕がやってくれと言ったわけでもないのだけれど、最近この二人の仲が良いみたい。是非とも2日目は挽回してもらいたいものです。

 

 

朝ボートを降ろすのがかなり早いイヨケン。今回は珍しく僕もその場に間に合いました。毎試合、ほぼ日の出時間がスタート時間なので、真っ暗なうちから選手たちはボートを降ろし始めます。
「今日はなんとか釣ってきたいです。」とイヨケンはスタートしていきました。

 

 

2日目は他の選手の撮影をスタートしてからイヨケンを探すことにしました。イヨケンにはスタート前にその日に行きそうな場所を教えてもらっていて、結構その通りに動いているので、イヨケンを探すのにそこまで苦労はしません。2日目はスタート地点のあるクリーク内にてイヨケンを発見。
「やばいです。全く釣れません…」とちょっと元気のない声のイヨケン。

それでもフックアップ!と思いきや違う種類の魚でした。
初日2匹で2ポンド7オンス、2日目1匹で2ポンド12オンス、総合104位で今回のトーナメントを終えました。再び100位台の成績を叩いてしまったイヨケン。今回は試合後かなり沈んでいました。それでも準決勝の日はシマノブースでファンと触れ合い、決勝の日はバスマスターのウェブサイトで試合のライブ中継を見て上位陣の釣りを分析。実はこの上位陣の釣りをプラで見つけていたイヨケン。
「見つけていたのに試合でそこにたどり着けていないのがダサいですわぁ。ジャスティンの優勝エリアも、2位のジェイソンのフロッグの釣りもプラでは見えていたんですけど、試合に使えるという確証まで持てなかった。まだまだです、自分。」とイヨケンは肩を落としていました。

バスマスターエリートシリーズも残すは1戦のみ。これまた北部での試合で、しかもイヨケンには未知の水系です。年間順位も昨年終了時点よりも下というかなり厳しい状況。

「次戦は優勝して、稼げるだけポイントを稼ぎますよ。もうそれしかないですから、今となっては。」
9月2週目にウィスコンシン州ラクロスで行われるミシシッピリバー戦までの3週間。日本に帰るか迷っていたイヨケンはアメリカ残留を決意。将来の試合に向けてポトマックリバーでの復習、それ以外の北部での水域を攻略するべく孤独な3週間の修行に明け暮れるそうです。
最終戦の応援、どうぞよろしくお願い致します。