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イヨケン STRONG STYLE

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201607/2272

VOL. 72 ICAST 2016

Seigo Saito

こんにちは、齋藤静吾です。今回は先週行われた世界最大級の国際釣り博、ICAST (International Convention of Allied Sportfishing Trades)を覗いてきたので、その内容をお届けします。

 

 

今回で59回目となるICASTはアメリカスポーツフィッシング協会の主催で今年も灼熱の地、フロリダ州のオーランドで開催されました。今年は700以上のブースが出展され、15,000人以上が来場したと発表されました。以前はラスベガスとオーランドで順番に開催されていましたが、ここ数年は毎年オーランドでの開催が通例となっています。

 

 

シマノ社も毎年ブース展示をしており、新製品の発表などを含め、メディア関係者、小売店や問屋などとのコミュニケーションの場を提供しています。今年のシマノアメリカのブースは、日本の釣り博のシマノブースのデザインに少し感じが似ているでしょうか。黒とブルーでシンプルに見やすいブースとなっていました。ちょっと大人な感じのこの色合いは会場でも非常に好評だったようです。

 

 

メタニウムMGLをはじめとする新製品がずらりと並び、メディア関係者が手に取るために列を作っていました。日本では見ないアパレルも色々と並んでいて、気になる商品も目に入ってきました。HAGANEコンセプトをベースになかなか見ごたえのあるブースでした。かなり広々としたブースで沢山のお客様の来場にもしっかり機能していて、シマノアメリカのスタッフが丁寧に対応されていました。

 

 

本当はこの写真の彼も会場に来ると思っていたのですが…そうこのコラムの主のイヨケン。アメリカのトーナメント参戦で日本にいる時間が少ないので、トーナメントが1ヶ月以上開催されないこの時期は日本に帰国とのことで不参加。日本でもかなり忙しくしているようですが、来年はぜひシマノブースを盛り上げて欲しいものです。

 

 

ここからはICASTとはどんなショーなのかお見せできればと思います。色々なメーカーさんが出展していて、今回の出展件数は700以上だったそうです。バスフィッシング関連のメーカーさんはもちろんのこと、色々な業種のブースが並んでいます。フィンランドのルアーメーカーのラパラ社、アメリカのルアー老舗メーカーのストライクキング社など。例年通りのブースに新しい商品を並べて紹介するスタイルです。

 

 

長年シマノのインストラクターを務めるベテランのバーニー・シュルツ選手は契約をしているラパラ社で新商品のコメント撮りをしていました。バーニー選手はバスマスターエリート選手の中でも特にコメント撮りやメディアの対応に長けている選手の一人です。なので、メーカーさんにとっても非常に頼りになる存在です。

 

 

バスマスター・エリートシリーズに参戦するほぼ全員が今回のICASTに来ていたように思います。スポンサーメーカーさんのブースでの商品説明はもちろん、それ以外にもワンポイントアドバイスのビデオ撮りなど、色々なことが会場では行われています。アイクことマイケル・アイコネリ選手はいつもカメラに追われていました。K2クーラーのクリフ・クロシェ選手は新製品のタンブラーをお勧め。バスマスター・エリートシリーズの司会者デイブ・マーサー氏は、日本のシマノ用の撮影だというと、ゾディアスメタニウムMGLを持ってきてこのポーズ。バスマフィア社では来期のエリート昇格権を獲得した、ステッツン・ブレイロック選手がコメント撮り。と、あちらこちらでビデオが回り、写真が撮られていました。ちなみにアメリカのこのショーはメディア関係者や釣り関係の商売をしている人のみが入場でき、一般消費者は入場できない展示会となっており、商品の販売もされておりません。問屋さんや小売店さんが今後の新製品の仕入れの予定を立てるのに大忙しで動いています。

 

 

バスマスター・エリートシリーズのオフィシャルアパレルになったHUK gearは2年前の立ち上げから一気に大きくなりました。契約している選手も有名選手ばかりです。最近釣り場でここのアパレルが非常に目立つようになりました。バスマスターの選手やトーナメントのサポートをすることで、一般消費者が頻繁に目にするようになったメーカーの一つでしょう。この写真に写っているものは全て2017年モデル。今回は女性もののアパレルにかなり力を入れているということでした。

 

 

ボート関連のメーカーさんもかなり出展していました。左上のマスタング社はライフジャケットのメーカーで、バスマスターでもほとんどの選手がこちらのライフジャケットを使用しています。水回りで命を守るための道具ですから、釣りをするのになくてはならない道具ですね。魚探やGPSの会社も毎年新しい機種を続々と発表しています。また最近のトーナメンターはほぼ装着している、ボートのアンカーシステム、パワーポール社はフロリダ州に本社を置き、ここ数年で本社の敷地を何倍にもした業績上昇中の企業の一つです。

 

 

アパレルメーカー、アンダーアーマー社ではフィッシングチームとして活躍しているシマノ契約プロのジョナサン・バンダム選手に遭遇。自分が写真を撮っているバスマスターのブースでは選手が出たり入ったり忙しそうでした。BOTE社やHobie社などカヤックやスタンドアップバドル系のメーカーもここ数年展示をするようになりました。サベージギアはヨーロッパのブランドでここ数年、かなりリアルなルアーを送り込んできて、今年も昨年に続きベストハードベイトに選ばれていました。

 

 

各社ブースで商品を並べていますが、メディア向けに新商品展示エリアが準備されています。ここでICASTが始まる前日にメディアによる投票を元に各部門の受賞商品が選ばれます。今年のベストオブショーはジョンソンアウトドア社のエレクトリック・モーター、ミンコタ ウルトレックスが選ばれました。シマノ社はフットウェアで受賞しました。色々な部門がありますが、どこの社もここで選ばれるとかなり盛り上がるようです。
メディア関係者や商売に関係する人たちが参加するショーではありますが、選手たちも気さくに写真撮影に応じてくれます。喋り続ける選手たちは3日目には声が枯れているような状況で、これは日本の釣り博で見る光景と同じかもしれないですね。

 

 

今年は参加者が15,000人ということで今までで最高の来場者数ということでした。一般消費者の来場がないことを考えるとこれはかなりの数ではないでしょうか。昨年から展示会の前日に30分ほどの距離に位置するレイク・トホペカリガにてプロアマトーナメントや屋外での商品展示なども行われるようになって、年々規模が大きくなってきています。バスフィッシング関連はもちろん、それ以外のブースも含めて、スポーツフィッシングに携わるメーカーさんがこれだけ集うショーはかなりの迫力です。景気の回復がどこまで進んでいるのか、まだまだ分かりづらいですが、ICASTに参加する限りアメリカの釣り業界はこれからもまだ伸びていくのだろうな、という感じです。来年もオーランドでの開催が決定となりました。日本も負けずにスポーツフィッシングの地位が高くなっていくことを切に願います。そして来年はイヨケンもぜひICASTの会場でシマノブースに立ってくれたらと思います。