- Top
- 釣り情報
- フィッシングコラム
- イヨケン STRONG STYLE
- VOL. 54 バスマスタークラシック
2016/03/04 VOL. 54
VOL. 54 バスマスタークラシック
こんにちは、齋藤静吾です。つい先日イヨケンから、
「アメリカにやってきました!」
と元気な電話がありました。バスマスターエリートシリーズの開幕戦も3月中旬に迫り、慌ただしくなってきました。
そのシーズン前にバスマスタークラシックが今年も開催されます。今回の舞台はオクラホマ州にあるグランドレイク。今日私自身も現地入りしました。2013年にもここでクラシックが開催されているので3年ぶりの湖になります。どうやらイヨケンも現地には来るようなので、また元気な姿に会えるかと思うと楽しみです。
これが誰もが欲しがるバスマスタークラシックのトロフィー。40ポンド約18キロあるそうです。これをクラシックの最終日にセンターステージで掲げられるのはただ一人。さぁ、今年は誰が掲げることになるでしょうか。シマノ社がサポートしているバーニー・シュルツ、アーロン・マーテンスをはじめとする選手たちがこのトロフィーを狙っています。
バスマスタークラシックに参戦できるのは54名。前年度のバスマスタークラシック覇者、2015年バスフェスト覇者、バスマスターエリートシリーズの年間ランキング36位までの選手、バスマスターオープンのそれぞれの優勝者(9人、ただし条件を満たしていない場合は、エリートの年間ランキングより繰り上げ参戦)、バスネーションから6人、チームトーナメントシリーズから1人、大学生シリーズから1人。日本からでもバスネーションに登録してバスネーションチャンピオンシップでの成績次第ではクラシック出場も夢ではありません。アメリカで釣りをしている選手のほとんどがこのバスマスタークラシックに出ることを夢見ています。出ることに重きをおくか、出て優勝だけを狙いにいくか、選手によってそれぞれ思いは違うようですが、やはりそこは世界最高峰のトーナメント、優勝を狙ってもらいたいですね。バスマスタークラシックは招待イベントなのでエントリーフィーはありません。参加選手全員が1万ドル(約114万円)の賞金を手にします。ホテル滞在費ももちろんカバーされ、期間中のパーティなども盛りだくさん。そして優勝賞金はなんと30万ドル(約3420万円)です。
写真は昨年の深江真一選手のウエイイン登場時。期間中何万人ものファンがスタートやウエイインショー、アウトドアショーなどを訪れます。この会場の熱気は一度味わってしまうと他が物足りなくなるかもしれません。バス釣りファンの方にはぜひこの雰囲気を味わっていただきたいものです。
イヨケンも今年はルーキーではなくなりますね。ぜひ今年は年間ランキング36位以内を確定させてバスマスタークラシックへ駒を進めてもらいたいですね。
「やっぱりやっているからにはチャンピオン目指したいですよ!アングラーオブザイヤーもクラシックチャンピオンも。どっちも取りたいですね。どっちも取れるように頑張ります!」
とイヨケンは2016年のシーズンが始まる前に元気に語ってくれました。