フィッシングコラムフィッシングコラム

  • イヨケン STRONG STYLE
  • 素晴らしき投釣りワールド
  • 鮎入れ掛かり!?ブログ
  • Fantastic F.F. Story ON THE STREAM
  • 絶景ドリームツアー 釣行レポート

イヨケン STRONG STYLE

ツイート

201511/2040

VOL. 40 バスマスターエリートシリーズの試合の流れ

Seigo Saito

こんにちは、齋藤静吾です。今回はイヨケンが参戦するバスマスターエリートシリーズの試合の流れについてお話しします。

 

 

バスマスターエリートシリーズはアメリカ、日本、オーストラリアから参戦する選手108人(特例選手なども含めると毎年112,3人)でシーズンがスタートします。2016年はレギュラーシーズンが1試合増えて9試合の開催になります。ルールで公式プラクティス前30日間、トーナメント水系はオフリミット(立入禁止)となり、湖に浮いたり、上空を飛行機で飛んだり、ローカル情報などの入手は禁止になります。試合直前の3日間が公式プラクティスとなりますが、最終日はトーナメントのレジストレーション(登録)が夕方からあり、実質2日半のプラクティスになります。この2日半で何を見つけることができるかが試合を大きく左右します。今年は最終日のプラクティスにイヨケンに数回同船させてもらいました。

 

 

試合は予選2日間を全員で戦い、上位50人が3日目の準決勝、そして12人が4日目の決勝に進めます。
試合によってスタート時間は午前6時から7時の間で変動しますが、 スタートのマリーナに着くと大抵の場合イヨケンは既にボートを降ろし、桟橋でスタートを待っています。スタートの最低でも1時間前にはボートを降ろしているでしょうか。
「結構僕はボートを降ろすのは早い方ですよ。1番とは言わないですけれど、混雑するのを待つのは嫌いなので、早めにボートを降ろしてゆっくりしている方ですね。それに選手たちに顔を覚えてもらえるようにあいさつしています」
と、イヨケン。確かにシーズンを通して僕がスタート地点に着く頃には、イヨケンは既に湖上にいることが多かったような気がします。

 

 

スタートしてから8時間は湖上での時間になります。戦術でスタート地点から近いエリアで釣りをすれば、8時間近く釣りができます。また、スタート地点からかけ離れたエリアでパターンを見つければ、移動だけで片道2時間かかるようなこともあります。5匹のリミットメイクを目指し、各々が思い思いの場所へとボートを走らせます。

 

 

帰着は毎日4フライトに分かれていて、帰着時間に1秒でも遅れると1分につき1ポンドのペナルティを受けます。15分遅れるとその日は失格となります。また死魚に関しても1匹につき4オンスのペナルティとなります。
毎試合バスマスタースタッフによって設営されるウエイインステージでは、各選手が検量を受け、その日のウエイトが確定します。ナイスバスを持ち込むことができれば、会場に足を運んでくれたファンに自分の釣り上げたバスを披露することができます。今年イヨケンはこのステージ上で3回の単日ビッグバス賞を獲得し、たくさんのバスをイヨケンスマイルとともに披露してきました。

バスマスターエリートに参戦するには、1試合5,375ドルのエントリーフィーがかかり、それ以外にもホテル代、バスボートのガソリン代やオイル代、さらには広大なるアメリカを移動する際の車のガソリン代など、そして忘れてならないのはイヨケンの大好きなアメリカンフードの食費もバカになりません。
ただ2日目で上位50名に残り、3日目の準決勝に進むことができれば最低10,000ドルの賞金獲得が確定します。各選手はこの賞金獲得が最低限の目標になります。 「今年は3回しか賞金取れなかったですからね。大赤字ですよ。来年は全試合でガッツリいきますよ!」

4日目の決勝に進めるのは3日目終了時点で上位12位までに残った選手たちです。
ルーキーイヤーのイヨケンは第4戦のカリフォルニアデルタ戦にて見事に決勝進出を果たしました。決勝に進むことで上位5選手に関しては1日中テレビカメラが同船します。優勝に絡むような活躍だとThe Bassmasterの番組の中で映像素材が使われます。6位以下の選手には基本的には簡易携帯カメラが掲載され映像素材はそこから使われることになります。なので、同じ決勝に進むのでも5位以内で優勝に絡めるウエイト差であると番組の出演機会が増します。来年はぜひともイヨケンの釣りの楽しむ姿をアメリカのテレビでも伝えられるよう、好順位での決勝進出を目指してもらいたいですね。

 

 

上記のような形でそれぞれの試合が開催されます。優勝者には100ポイント、2位には99ポイントと、順位によって獲得ポイントが変わり、年間獲得ポイントが一番多い選手がToyota Bassmaster Angler of the Yearの栄冠を手にします。来シーズンに関しては試合数の増加、変形フォーマットの試合、ポイントシステムの変更など、今年とは一味違うシリーズになるようですが、これもファンの皆様が楽しめる内容になると思います。
そして、いつの日かイヨケンがこのトロフィーをステージ上で掲げてくれる日がくるのを楽しみに待ってみようと思います。その日までみなさん応援をよろしくお願いします!