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イヨケン STRONG STYLE

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201507/0320

VOL. 20 イヨケンのアメリカでの誕生日

Seigo Saito

こんにちは、齋藤静吾です。 今回は伊豫部選手がアメリカでバスマスターエリートシリーズ参戦中に迎えたバースデーのお話。

 


イヨケンがとても仲良くなったジーンさん

 

バスマスターエリートシリーズでの開幕戦でのこと。イヨケンは試合中に誕生日を迎えました。そして自分でステージ上から今日は自分の誕生日だと言ってみたいという。会場が一緒に歌ってくれるから言ってみたら面白いんじゃない?とステージパフォーマンスをすることを強引に押してみた。地元レストラン・SPANKY’SのTシャツを着たり、誕生日だと言ってみたり初参戦の試合でなかなか度胸があるなぁ、と思ったのはもう3ヶ月も前のこと。

実は昨年の秋、今シーズンのバスマスターエリートシリーズ開幕戦のプリプラクティスに来ていたイヨケン。その際、メインのボートランプが使えない状態で街の中を走り、偶然見つけたのがオレンジ・ボーティングクラブのボートランプ。
その時に注意しに来たのが写真のジーンおじさん。
「そこはプライベート用のボートランプだからメンバー以外は使えないぞ。君はあちらを使いなさい。」
指示され仕方なくそちらでボートを降ろし、湖上に出る準備をしていると、このおじさんが桟橋で待っていたそうです。
「君、ここが初めてみたいだから一緒に船で出てあげるよ、乗せておくれ。」
最初は怪しいと思ったイヨケンだったようですが、悪そうな人でもないし乗せてしまったらしい。うーん、さすがはイヨケン、怖いもの知らず。で、この水系のことをあれこれ教えてくれたのが彼だったというわけです。その情報をもとに自分の魚を探して半年後の試合に挑んだバスマスターエリートシリーズの開幕戦は大健闘の35位。

 


イヨケンの誕生日のケーキを準備してくれていたメンバーたち

 

「試合が終わったらマリーナに遊びに来いよって言われてるんですけど、一緒に来てもらえないですか?」
とイヨケンに言われたのは試合が始まってから。僕も自分の仕事さえ終わればやることも少ないので一緒に出かけることにしてみました。
到着してみると、なんと"Happy Birthday Ken Iyobe"と書かれたバースデーケーキが。ウエイインを見にきていた彼らが準備してくれたものでした。そこに集まった人の数約30人。イヨケンのバースデーパーティーが行われたのでした。食事はバーベキューから、フィッシュフライ(ブルーギルだと思われる)、その他アメリカンな品々。写真撮るのを忘れましたけど…。まぁ、とにかくお腹いっぱいになるまで次から次へと勧められました。もちろん、イヨケンも僕も断ることなく端から端までほぼ全部食べてきました。

「いやぁ、SPANKY’Sもいいですけど、なんかこういうのも美味しいですね。ケーキは砂糖の塊みたいに甘かったけど。」

 

 

食べて飲んでが始まったらあとはエリートプロとの写真撮影会やらサイン会やら…。イヨケンも全てのリクエストに答え最高のスマイル。もちろん僕はシャッターを押す係に徹したわけであります。

 

 

最後にはダーツ大会が始まり、誰がイヨケンとチームを組むかで大もめになったり…。とにかくオレンジ・ボートクラブのメンバー達はイヨケンを心から迎えてくれたのでした。
確かにアメリカ人はパーティーをするのは好きだけれど、半年前に迷い込んだ日本人を友達として迎えてくれて、こんなに盛大なお祝いをしてくれるなんて嬉しいことですね。そういえばガソリンスタンドでポリスマンが真面目な顔をしてイヨケンに近づいてきて、なんだろう?と思っていたら、半年前にこのボートクラブで出会ったメンバーだよ、と言ってにっこり笑ってきたり。どうやら半年前の出会いがよほど強烈だったのでしょう。出会った人たちは皆イヨケンのことを覚えているみたいでした。

「最高ですよ、こんな風に見も知らずの僕の誕生日パーティーをやってもらえるなんて。半年前に迷って使ったボートランプですよ、ここ。その人たちがこうやって誕生日のケーキまで準備してくれて。本当に感謝してもしきれないですよ。またこの街に来たいなぁ。」
次は準決勝じゃなく、決勝まで行って皆に楽しんでもらいたいですね。