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イヨケン STRONG STYLE

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201504/2410

VOL. 10 ガンターズビル プラクティス最終日

Seigo Saito

こんにちは、写真家の齋藤静吾です。

 

バスマスターエリートシリーズ第2戦ガンターズビル戦、2戦目にしてイヨケンは洗礼を受けてしまいました。スラッグフェスト、いわゆる爆釣してしまう大会になると予想される中、イヨケンのプラクティス後の予想では5本揃えてきたら予選通過するのではないかというものでした。本人の予想とは反して…

 


スポーニングに絡むエリアでムービング系のルアーで釣った一匹

 

今回公式プラ最終日午前中に現地入りすることを伝え、スタート地点のそばで釣りをしているようであれば迷惑でなければ乗せてもらえないか?と聞いてみると、いいですよ!との答えだったので10時半頃ボートランプでピックアップしてもらい、3時間ほど同船させてもらいました。スタート地点からさほど遠くないエリアを再チェックするということでした。秋口にプリプラクティスに訪れているので2日半のプラクティスでちょうどいい位だそう。あまり長くダラダラやっても集中力が切れてしまうので、これくらいがちょうどいい。今回みたいに見えてこない時はもう少しやりたい気もするけれど、今の自分に探せる最大の努力はしていますから、とイヨケンは言っていました。
この試合もスタート地点からあまり離れていないエリアを重点的に攻め、なるべく釣りをする時間が長くとれる試合運びにする予定とのことでした。プリスポーニングからポストスポーンまで絡んでくる大会で、バスが見えるエリアを発見してしまった公式プラ最終日。ステージングのバスを狙うのか、スポーニングのネスト絡みのバスを狙うのか。見えるバスを見つけてはサイズを確認しながら数キャスト。スプーキー(ロックしていなくて逃げてしまうバス)なのか簡単に釣れそうなのかをチェックしていました。

 


無風の中ネストと魚の有無を確認するイヨケン

 


見つけた魚がすぐにバイトするかを確認するためにピッチング中

 

かなり悩んだようですが、イヨケンはサイトの釣りを省くことにしたようです。イヨケンのプラは基本的には省いていくスタイル。良いと思ったエリアのポテンシャルを確かめ、そこまで走る時間と状況からエリアを選ぶことに集中している。なので、サイトフィッシングで魚がロックしているかを確認したり、1匹を釣り上げるまでの時間を考えると、普通の釣りの方が今のガンターズビルでは効率よくキーパーを仕留められると判断。ガンターズビルにはスタート地点近くに橋が数本かかっています。2014年のバスマスタークラッシックの優勝者はこの橋脚周りを攻めることで、最終日に大逆転を果たしました。橋脚周りやリップラップにプラで入るとクランキングでまぁまぁサイズのバスの反応があったということでした。プリからポストまでステージングするバスに狙いを定めることにしたようです。

 

「この釣りを中心に5本揃えてこられればいいんですけれどね。正直これで勝てるとは思っていないです。ここはガンターズビルだしもっと攻めて釣らないと優勝には絡まないと思います。でもこのクランキングの釣りで5本揃えてデカイやつが混じってくれれば準決勝には進めるんじゃないかな。なので、なるべく長く釣りをする時間が欲しいんです。上流域にも同じようなウエイトが出せる場所は見つけたんですけど、往復で4、50分かかるし、その時間ルアーを投げ続けたいかなと、だからそこは捨てます。」

 

結果的にイヨケンは橋脚絡みのパターンで試合に挑んで、最終的には86位という成績でした。 イヨケン同様ルーキー選手が、釣り方は違えど同じエリアで決勝に残りました。決してエリア選びは間違っていなかったのだと思います。

 

「いやぁ、今回はやられました。悔しくないと言えば嘘になりますけど、それよりクランキングに関して色々と学ぶことが多かったです。やり通して良かったと思います。」
と試合終了後に語るイヨケン。

 

 


公式プラクティスを終えたイヨケンのボートデッキにはたくさんのルアーが。苦労が伺える。

 

次戦はカリフォルニアデルタ戦、そして翌週にはアリゾナ州のレイクハバス戦。4月の終わりから5月頭の2連戦になります。