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鮎入れ掛かり!?ブログ 2020

VOL.05 ぬけさく目線の新竿紹介:LIMITEDPRO FW Very BEST S90 NR

製品名: リミテッド プロ FW ベリーベスト NR[LIMITED PRO FW VERY BEST NR]

リミテッド プロ FW ベリーベスト NR[LIMITED PRO FW VERY BEST NR]

「型より数、数よりアタリ、小型でもいいアタリが出れば楽しい。」と思っているぬけさくは、どうしても軟らかめの竿が好みになってしまいます。
なぜ軟らかめが好きなのか?それは軟らかめの竿の方が引きやすいからです。
当然オトリのサイズによりますが、しなやかさがオトリに余計な刺激を与えずイヤイヤせずについてきてくれるのです。...なので竿先が軟らかいか、竿全体が軟らかいか、とにかく「ちょっと軟らかめ」が盛り込まれている竿が好好きなんです。
その突出した引きやすさを備えたのが今回のVery BEST S90。

昨年後半に行われたインストラクター試釣会での評価が、「オトリが流れになじんで、引いても気持ちよくついてくる。さすがやね」「初代ラシュランのように底にへばりつくように引ける!」などなど
私もそんなに長時間使えたわけではありませんがまず、持った時の第一印象は「わっ、軽!」
オトリを送り込んで引いてみると「わっ、引きやすぅ、楽!」鮎を掛けて竿を絞ると「あっ、抜けるやん!」
大事な調子の話は鮎カタログを読んでいただくとして、私がお話ししたいのは、超軽量ロッドなのに持った時に「しっかり感」がある...というところ。

この「しっかり感」というのが意外と大事なキーワード。
鮎釣りをする人で、竿をそのポテンシャルを十分発揮できるまで的確に曲げられている人というのは意外と少ないと見受けられます。それは、竿を曲げた時の僅かな断面変形を手のひらが察知し、コワイと思ってそれ以上曲げるのをためらってしまうからです。その結果、ブランクスのポテンシャルを十分発揮できないままズルズルと下がったりしてしまうのではと思われます。

シマノでは、去年からSPECIALクラスとLimited ProにSPIRAL-X COREという素材を使用していますが、この素材の特長は、ツブレ剛性が高く、断面変形が少ないので「しっかり感」があることです。曲げた時に、不必要にコワイと感じないため、的確に曲げることができ、その結果、ブランクスのポテンシャルを十分活かせる竿使いができることになります。
で、このS90、硬さがH2.5なので、ちょっと抜きにくいのではと思われる方がおられるかもしれませんが、このSPIRAL-X COREのおかげで結構「しっかり感」が感じられ、その結果、「おっ、2.5には思えんな!」という抜け具合。

で、お~っと兄さんも今年は S90ですか。「普段、ライトスペシャル使こてんねんからこのS90でパワーも充分や!」と言いながら...パチリ。

あれ~っ、ごめんなさい。それジェントルや。持ってもらう竿間違えてしもた。
そして今回のLimited Proに設定された新しい仕様がAES(Anti-slip Edge System)。

覚えにくい名前ですがプロト名は「究極の元竿」。名人達の竿の持ち方を分析して、そこから超軽量、超高感度な元竿を作ろうと挑戦したレーシングカー仕様です。名人クラスの人は皆さん竿を軽く保持しています。竿の感度はしっかり握るほど鈍くなっていくということを体感しているからです。
竿の表面は凸凹しているのは皆さんご存知だと思いますが、その凸凹に方向性のあることに気付いてなかった方も多いと思います。この凸凹の方向性を利用して軽く手を添えるだけで保持できるようにしたのがこのAESです。ポイントは軽く手を添えるだけでしっかり保持できるので、名人達と同じ感度を得られるということです。
ただ、ご注意いただきたいのは、塗装を省いてある分、外部からの衝撃には弱くなります。塗装は樹脂ですのである程度クッション材にもなりますが、それがないので使うときには気を配る必要があるのです。

釣人:ぬけさく