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鮎入れ掛かり!?ブログ 2018

VOL.06 ぬけさく目線の新竿紹介:LIMITED PRO MI SILKY DANCER(H225)

製品名: リリミテッド プロ MI HW

 リミテッドプロ トラスティー NW

カミングスーンと言いながら、えらく間が空いてしまいました。2018モデルの中から私の独断で数本ご紹介してみます。

久々のH225です。ペットネームをシルキーダンサーと言います。なんでこんな名前が付いているのか。単に軟らかめということではなく、目印がブレずにシルクのように滑らかに操作できる…というこの竿の個性をわかっていただきたくてこの名前が付いています。

鮎釣りは、竿か仕掛けかのどちらかにアソビがある方が釣りやすくなると考えています。竿のアソビとは軟らかさやしなやかさで、仕掛けのアソビとは糸の伸びです。複合糸のように伸びの無い仕掛けを使うときはどこかにアソビのある竿を、ナイロンやフロロのように伸びのある糸を使うときはアソビの無い竿が使いやすいと考えています。(勝手に)

で、このMIという調子の竿は、先の先までピンシャンとした調子を表現しています。調子的にはアソビの無い竿。したがって仕掛けに伸びのあるナイロンやフロロとの相性が抜群です。

ただ、この225に限っては各パーツはアソビの無いピンシャンとした設計なのですが、225という硬さ設定からくるしなやかさが、実にいい塩梅で竿全体のアソビを表現してくれています。したがって、バランス的にはナイロン、フロロに相性のいいピンシャン調子なのですが、竿全体の持つしなやかさが引き性能を高め、伸びの無い糸でも使いこなせる、まさにしなやか系のオールラウンダーという性格を作り上げています。

しなやかな中にもしっかり感があります。MIという調子の性格も有りますが、新素材のスパイラルXコアの恩恵もあります。小型の鮎でも楽しめて不意の大型にも対処できる。…"竿は軟らかめの方が釣果が伸びる"…を実践したい人にピッタリの一竿です…

この竿の基本モデルはHI-SPEED ZOOMが付いていますが、2018年度のみノンズームタイプをパーソナルスペックで注文することができます。ズームかノンズームかは好みの問題ですが、単にカタログ表記の自重で選んではいけません。

調子も違う
ズームタイプもノンズームタイプも#1~#7まで同じ素材です。#8の違いで使用感が異なります。竿全体にしなやかさが欲しい方はノンズーム。手元にしっかり感の欲しい方はズームタイプ。という選び分けになります。

握りも違う
人の手の大きさはいろいろ。太めが好き、細めが好きと好みもいろいろ。持ち重り感だけを考えれば太目がいいのですが、太くなるほど繊細さに欠けるというか見た目の上品さも失われてきます。自分の手に合った握り込める太さというところが選ぶときのポイントです。ちなみに握りの径はハイスピードタイプはφ25.5mm、ノンズームはφ24.3mmと1.2mmの差があります。

ズーム
解禁日や混雑河川は、ズームタイプがおすすめ。単純にできるだけ動かずに釣るということだけ考えるとズームが圧倒的に有利です。動けないときに自分の前のポイントをどう攻めるか…。上手い人は竿操作でオトリを意のままに操りますが、私たちはそういうわけにはいきません。ハナカンの位置をよく見てください。例えば手尻10cm(写真①)で釣った後、上飛ばしをしようとしたとき、ズームUPしてマイナス40cmの手尻(写真②)で送り込むと、驚くほど上飛ばしが楽になります。自分より上流が釣れます。あるいは、出て行かないオトリを手っ取り早く空中輸送でピンポイントに打ち込むときも圧倒的に楽です。こうして一通り釣った後、今度は、天上糸を50cmほど伸ばして長い手尻(写真③)にすると、今までと違った姿勢でオトリが泳いでくれます。さらにズームUP(写真④)すれば、最初と比べ、同じ立ち位置でも50cm以上向う側を釣ることができます。動けなくても、竿長の変化と手尻の変化でオトリの泳ぎに変化を与え、今まで釣れなかった鮎も釣ることができます。

とはいうものの、高い買い物なので失敗はしたくありません。最終的には、自分で持ってみて振ってみて手にしっくりくる方…ということになります。無責任な内容です。…ほな、どこで見れるねん!ということですが横浜、大阪のフィッシングショーか各地の販売店様の展示会など…そんなん言われても近くにないし!…すみません。

※ノンズームタイプを希望される方は、2018年のパーソナルスペックのみでの販売となりますので、ぜひ初年度にご検討ください。

この竿、ブログの中ではプロトBとして紹介している竿です。(vol.21)ノンズームはプロトB'としています。(vol.76, 77

泳がせの聖地日置川の泳がせマイスター森清さんが「永遠の恋人に出会えたようだ」と評したこの竿、しなやか系が好きな人にはぜひ使っていただきたい一竿です。