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シマノ ワンダフルフェア インストラクターと行く 絶景ドリームツアー (実際に行ってきました) 釣行レポート 

シマノ ワンダフルフェアで見事当選された皆さまとシマノ インストラクターによる、「インストラクターと行く 絶景ドリームツアー」の釣行レポートをお届けします!

シマノ ワンダフルフェアで見事当選された皆さまとシマノ インストラクターによる、「インストラクターと行く 絶景ドリームツアー」の釣行レポートをお届けします!

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へらコース

『萩野孝之と行く埼玉・椎の木湖』

釣行者(順不同)

有田 公也様(当選者)、早川 俊正様(当選者)、萩野 孝之(シマノ インストラクター)

釣行日程・場所

2018年11月4日(日)~5日(月)in 埼玉県・椎の木湖

11月4日の夕刻、埼玉県羽生市のホテルに参加者が集合。左から当選者の有田公也(ありた・きんや)さん、早川俊正(はやかわ・としまさ)さん、シマノ インストラクターの萩野孝之(はぎの・たかゆき)さん。挨拶もそこそこに、まずはドリームツアーの当選をお祝いして乾杯! おいしい料理に舌鼓を打ちつつ、へら談義に花を咲かせました。

神奈川県相模原市からお越しの有田さんは、へら釣り歴3年。「これまでルアーやフライフィッシングをやってきましたが、日本の伝統的で繊細な釣りをしたくて、へら釣りを始めました。アタリを取るのが面白くて、いまでは毎週のように竿を出しています。萩野さんの釣りは、すごく論理的で精度が高い印象。明日は自分が釣るより、萩野さんの釣りを見ているだけでいいかも知れません(笑)」

早川さんは愛知県名古屋市在住。10年ほど前からお子さんと毎週末、地元の市民釣り場にへら釣りに行かれるそう。「ドリームツアーに当選して、この2カ月間はいままで以上に釣り道具をそろえ、勉強して準備しました。地元では環境的に浅ダナのカッツケをすることが多く、メーターの釣りはあまり経験がありません。明日はメーターの釣りをしっかり教わりたいです」

ドリームツアー開催の舞台は、日本屈指の大べら管理池として知られる「つり処 椎の木湖」。数々のビッグトーナメントが開催される聖地でもあり、へら師なら一度は竿を出してみたい憧れのフィールドです。10月に大型の新べらを放流したばかりで、期待が高まります。

5号桟橋で竿を出すことにしました。当選者のお二人は前日の日曜日も釣りをされ、有田さんは20枚、早川さんは17枚釣られたそうです。「昨日、初めて椎の木湖で竿を出して、釣り場の広さ、釣り人の多さ、魚の大きさにびっくりしました。やっぱり日本一のフィールドですね」と感慨深げに話す早川さん。

「最初は数釣りの定番といえるメーターのセット釣りで始めましょう。とりあえず、お二人に釣りをしてもらって、気付いたところをアドバイスしますね」と萩野さん。椎の木湖にはメーター規定があり、ウキからオモリまで1m以上のタナを取る必要があります。各自、準備を整えて、午前7時過ぎに釣りスタート。

普天元 独歩朱紋峰 嵐月飛天弓 皆空天舞などのロッドを用意し、当選者のお二人に自由に使っていただきました。有田さんは嵐月、早川さんは皆空、萩野さんは天舞を選ばれました。長さはどれも8尺です。

くわせエサは、感嘆に少しサナギ粉を混ぜて、水を加えたもの。経時変化しにくいようにあらかじめ準備していた水道水を使って作ります。

バラケは、粒戦100、とろスイミー50、セットアップ100、セットガン100、バラケマッハ100をまぜたもの。使い慣れたブレンドで、様子を見ながら魚の活性に合わせて微調整していきます。

「釣り始めは、バラケを持たせながら釣って、魚の寄りの感じや、どのタイミングで当たるのかをチェックしながら釣ります。3投打ってみたけど、魚がまだ見えないので、状況的にあまりよくないみたいだね」

エサを打ち続けていくうちに徐々に魚が寄り始め、10投ほどしたところで1尾目がヒット。天舞がきれいな弧を描きます。

1尾目を皮切りに萩野さんが連発モードに突入! これは見事な魚体の1460g。

競技会の聖地だけあって、各釣り座には自動計量器が設置されています。釣ったへらの重量、尾数、最大重量、合計重量が一目で分かります。

「萩野さんの手返しの速さに驚きました。アワセの鋭い音が気になって仕方ありません(笑)」と隣で竿を出す早川さん。待望の1尾目を掛けて大べらを浮かせます。

「やはり椎の木のへらはいいサイズですね。皆空は軽いですが、腰とパワーがあって安心してやり取りできました」

続いて有田さんもヒット。嵐月を気持ちよく曲げ込んで浮かせます。

「1尾釣れるとホッとしますね。昨日より釣れそうな感じがします!」と良型を手に嬉しそうな有田さん。

エサが効くにつれてへらが大量に集まり出しました。この状況を見て萩野さんは「曇りで気圧が低いので、上層に魚が浮いている感じ。このまま水面近くで魚を騒がせると、釣りがどんどん崩壊していくよね。エサの形や打ち込み方を工夫してメーターのタナに魚を寄せることが大事だね」と分析。

萩野さんは、エサの落下点とウキがなじむ場所を極力同じ場所に設定して打ち込んでいます。「投入時にエサとウキが離れてしまうと、エサがカーブフォールしてゆっくり沈みます。仕掛けがなじむまで時間がかかり、へらが上層で騒ぎやすい。魚を水面で騒がせないためには、エサをスッと沈めることが重要です」

エサの落下点とウキがなじむ場所の精度を高めるには「水面に映り込む景色を利用するのが手っ取り早い」と萩野さん。「煙突のどのへんにウキが立つのかを見極めて、そこにエサを打ち込んでください」と有田さんにレクチャー。

「魚が水面近くに寄りすぎて仕掛けが全然なじみません。どうすればいいんでしょう?」と嘆く早川さんに対して、萩野さんは「一度、ウキ下を測ってメーターに合わせた方がいいですね。見た感じ、ウキからオモリまで1m20、30cmあります。タナが深いのと浅いのと、どっちが釣りやすいか考えれば、おのずと答えが出ますよね」。萩野さんはウキ下を1m2cmほどに設定していました。

「きちっとメーターに合わせると、仕掛けがなじむようになって、すぐに釣れました。特別なことじゃなくて、基本的なことをきっちりやることが大切ですね」と早川さん。

これは有田さんの仕掛け。板オモリの止め方が甘く、仕掛けを上げるとウキの近くまでズレることも。ウキからオモリまでを1m以上取るメーター規定があるから「根本的にオモリが動くのはまずいよね」と萩野さんのチェックが入りました。

ということで、お二人とも萩野さんに仕掛けの作り方を一から教わることにしました。精度の高い釣りを実現する仕掛けには、様々な工夫が隠されていました。

まずはリリアンへの結び。道糸ナイロン1号を折り返してダブルのチチワを作って止めます。こうすることで鋭いアワセによる高切れを防ぐことができます。

板オモリをしっかり固定するために、道糸に極細のウレタンチューブを通します。クリンチノットで道糸をサルカンに接続し、この結び目にウレタンチューブをかぶせます。その上に板オモリをしっかり巻き付けます。

これは萩野さんのウキケース。各ウキの浮力に合った板オモリを巻き付けていて、ウキを取り替えるときに迅速にオモリも交換できるようにしています。

ダンゴの粘りや付け方も釣果を左右する大きなポイント。魚を寄せたければ、着水後、広がりやすいようにややボソのダンゴを角ばらせて付けますが、この日のように魚が多く集まりすぎるときは、やや粘りを加えて丸めて付けて素早く沈めるのが正解。「へらをたくさん寄せすぎると、返って釣りが難しくなりますね。釣りやすいステージを作り続けることが重要なんです」と萩野さん。

仕掛け、エサ、タナ、打ち込み方など、基本的なことをじっくり教わりながら釣りをされた二人。コツをつかむにつれて、ヒット率も徐々に上がってきました。

濃密なレクチャーが続いた午前中が終わり、食堂で昼食。「自分の悪いところがだいぶ見えてきました」と有田さんがいうと、「私も釣りの雑なところを全部指摘されて、それが釣れない原因だったということを痛感しました」と早川さん。「管理池の釣りは結構残酷なんですよ。アジャストできるか否かで、釣果の差が明確にでますから」と萩野さん。食事しながらもレクチャーは続くのでした。

午後からはメーターの両ダンゴに切り替えて釣り始めます。「釣り始めはエサが持つようにすることが大事。どんなエサに対して強いアタリが出るのかを見極めたいですね」と萩野さん。

ウキが立って二節残ったぐらいでアタリが出るのが理想。エサの大きさ、溶け具合を微調整してアジャストしていきます。

萩野さんのダンゴは、カルネバ200、凄麩200、バラケマッハ200、浅ダナ一本100、水200を混ぜたもの。

萩野さんが本気モードで釣り始めると、5投目からいきなり4連発。怒涛の勢いに思わず早川さんから「すごいな~」という声が漏れました。

萩野さんは50円玉よりやや小さめのダンゴに丸めてハリにセットしました。いまの状況にアジャストするには、これより大きくても小さくても角張っていてもダメなようです。

これは早川さんが作ったダンゴ。小さくて角張っているため溶けるのが早く、仕掛けがなじむまでエサが持ちません。ダンゴの形状、大きさの違いが釣果に大きく影響するため、さっそく萩野さんのご指導が入りました!

萩野流のダンゴに作り直して、打ち返しのリズムを速くしていた早川さんが良型をゲット。「このエサ、釣れますね。軽くてゆっくりとなじむから喰ってくるんですね」。スレッカラシの大型へらが多い椎の木湖では、重いエサは警戒されて極端に釣果が落ちるのです。

水面近くのへらを騒がせすぎて苦戦していた有田さんですが、ダンゴを錬って粘りを出し、丸めてハリに付けたことで状況が改善。独歩8尺を満月のように曲げ込んで良型の引きを楽しみます。

思い通りのアタリで掛け合わせて仕留めた良型に思わず笑みがこぼれます。

ドリームツアーの記念ショットに打ってつけのトリプルヒットもありました。午後3時を迎えて釣りが終了。萩野さんは58尾、有田さんと早川さんは仲良く26尾の釣果でした。

最後に萩野さんのウキの代名詞である「一志」の文字を書き入れたサインをプレゼント。有田さんは「覚えきれないぐらい勉強になった1日でした。非常によかったです」。早川さんは「夢を見させていただいてありがとうございました。今回教えていただいたことを、これからの釣りに活かして、もう一段上を目ざしたくなりました」。萩野さんから多くのことを学ばれ、充実した時間を過ごされたお二人。お礼の言葉をいただき、無事にドリームツアーを終えることができました。

 

 

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