釣り情報

高橋哲也「気ままにESSAY。流れをつかめ!」

VOL.17 哲也、船釣りにハマル!(カワハギ編)

千葉から神奈川に至る東京湾に面した海岸線を車で走ると、所々に釣り船の案内所が目につきます。この時期、釣り船の案内所前に掲げられた看板に大きく書き出される代表的な釣り物は「カワハギ」です。

釣って楽しく、食べて美味しい冬場のカワハギは多くの釣り人を魅了します。週末に限らず平日でも多くの釣り人がカワハギ船に乗り込み盛り上がりを見せていますが、中でも船中竿頭を競うベテランの方々の完璧な準備・段取り・工夫には本当に感心させられます。僕のカワハギ釣りは初めて間もない発展途上の段階(クァワハギ)ですが、このレベルでさえも面白くてたまりません。

僕のカワハギ狙いの釣行パターンは行く時は続けて2,3回行きますが、その途中で他の魚にも夢中になってしまうせいか前回の釣行でどんな所を注意すれば良かったのか忘れてしまうほど時間が経ち中途半端な状態でしばらく間があき、のちに思い出したように釣行するような形です。これまで計7回の釣行をしましたが、「それじゃあいつまで経っても全然ダメ・・!」というような出来事がつい先日起きました。

久しぶりだったカワハギ釣りで仕掛けや釣り座回りの微妙な工夫も忘れ、準備・段取りに落ち度が目立ってしまったのです。こういった失敗や後悔を「次回こそ改善しよう」と思う気持ちが次のカワハギ釣りをより面白くさせると思いますが、さすがに今回は悔しかったせいか、というのも実は今回のカワハギ釣りは横須賀・久比里の「みのすけや」さんの船で行った「釣りロマン」のロケだったのです。しかも児島玲子ちゃんとのカワハギ勝負でもあり、その勝負は初回の「カレイ釣り」に続けて今回が2回目だったのです。これまで2回の沖釣り勝負で僕は玲子ちゃんに2連敗。だからといってへこんでいる場合じゃあないので間髪を入れず翌々日リベンジ釣行に出ました。

今の僕のレベルでは、一人で釣りに行くより仲間と行くカワハギ釣りのほうが楽しい上に、為になるので同行してもらえる仲間を探しているとグッドタイミングで沖釣り界の横綱・永井裕策さんから「テッちゃんカワハギ行かない?」とお誘いの電話をいただきました。待ってましたとばかり神奈川県・三浦の「丸十丸」のカワハギ船に乗ろうと朝6時の待ち合わせで即決定!当日は大寝坊し慌てて港に辿り着き右往左往しながらの出航準備となったのです。

そんなスッタモンダを遠目に見ていた丸十丸の孫娘「小菅綾香ちゃん(7歳)」が「テッちゃんおはよう!」と何やら釣りに行く様子。詳しく聞いてみるとお父さんの操船するヒラメの乗り合い船からカワハギを狙うというので「そんならどっちが大きいのを釣るか勝負しよう!」とカワハギの一匹最長寸の勝負となったのですが・・・あとになって考えりゃ余計なことを言ってしまったと後悔するハメとなり・・・

ヒラメ船の綾ちゃんとカワハギ船の永井漁ろう長率いる僕たちはそれぞれのポイントに到着し釣りを開始しました。

僕は始め、釣りをしないで永井漁ろう長のカワハギ釣りの手順や仕掛け、竿の操作を見ていました。アタリがでる時間やその大きさによって様々なパターンの仕掛けや操作を繰り出す永井漁ろう長。クリスマスのアトラクションのようなにぎやかな仕掛けを使っていたかと思うと状況の変化からかとてもシンプルな仕掛けへといつの間にか変えていきます。永井漁ろう長の仕掛けがシンプルになった直後、船長は同船の仲間に「仕掛けから集魚板を外してぇ〜」とマイクを通しアドバイスしました。さすが永井さん、沖釣り界の横綱と呼ばれるだけにいろいろな角度から誰よりも早く魚の動きをキャッチしていました。

見ているだけでも十分な知識や技術が身についたような気がしてきた僕もいよいよ釣りたくてムズムズ!見よう見まねで同じようにやってはみるものの永井さんのように毎回毎回アタリを出すまでにはいきませんが、コピーは55%程でそれなりの釣果をゲット。

なんてったって今が最高に面白い僕のレベルの「クァワハギ釣り」。あと4,5回釣行すればちゃんとした「カワハギ釣り」になりそうな十分な手応えを得た感じです。

綾ちゃんとの勝負には残念ながら負けてしまいましたが、勝って喜ぶ綾ちゃんの得意気な笑顔に「降参しました」と素直にあやまっちゃいたいほど清々しい気分。でも次回は悔しがる顔を見せて頂きますよ綾ちゃん!

竿先でアタリを感じる釣りはカワハギに限らず多様な魚種で楽しめるようです。仕掛けを目的のタナへ落とし込みながらの期待感。タナに到着すればチクチク・コツコツ・コンコン・ゴツゴツいろんなリズムのアタリが来てもの凄い緊迫感がありますね。

そして先日、憧れの「テンヤによるマダイ釣り」に初挑戦してきました。その釣り場はなんと、あの「テンヤマダム」の棲む海域。「熊本県・天草の海」でした。一体この先、僕の沖釣り珍道中はどうなってしまうのかぁ〜!