2018

2018 シマノ ジャパンカップ 磯(グレ)釣り選手権大会

2018 シマノ ジャパンカップ 磯(グレ)釣り選手権大会2018 ジャパンカップ 磯(グレ)釣り選手権大会

シマノ ジャパンカップ 磯(グレ)釣り選手権全国大会 速報

上位3名

優勝 友松 信彦 選手
準優勝 竹石 航太 選手
第3位 田中 修司 選手
新進気鋭のPE釣法で6年ぶり3度目の頂点!
友松信彦選手が王座奪取
日時 2018年11月17日(土)11月18日(日)
場所 五島列島 福江島 福江地区の磯(長崎県五島市)
主催 株式会社 シマノ
後援 長崎県五島市、一般社団法人五島市観光協会、カンパーナホテル
天候 11月17日 曇り時々晴れ、11月18日 晴れ

去る2018年11月17日(土)~18日(日)「2018シマノ ジャパンカップ磯(グレ)釣り選手権 全国大会」を五島列島・福江島・福江地区の磯(長崎県五島市)にて開催いたしました。

出場選手は昨年度の全国大会上位3名のシード選手と、地区大会を勝ち上がり、各エリアのセミファイナル大会をも勝ち抜いた17名、インストラクター選抜戦上位4名を含めた総勢24名の精鋭たち。

キーパーサイズを定めず7尾の総重量を競う昨年度より設けた新ルールでは、良型を揃えるのが勝利を導く必須条件。例年より高水温の五島福江の磯にはコッパグレが沸き、エサ取りも高活性。前釣りした選手からは「グレが素直ではない」、「いつもの五島より難しい」という声も多く聞こえてきました。

予選5試合の組み合わせ抽選では、運命としか言いようのない好カードが出揃います。中心となるのは友松 信彦選手です。2度の栄冠を手にし、上位争いに必ず関わる超強豪が、1試合目からディフェンディングチャンピオンの田中 修司選手と対戦。続く2試合目もこれまた優勝2回の名手である平和 卓也選手と当たり、3試合目は全国大会常連で優勝1回の剛腕、藤原 実浩選手と激突します。そして強豪対決3試合を友松選手は見事に勝ち抜き、2試合目の平和選手との試合では5,655gの大きな重量差を獲得。大会初日のトップランナーとなり、勢いをつけた2日目も唯一の5戦5勝で1位通過の決勝進出。
友松選手の後を追う4勝1敗選手は4名。その中から決勝の舞台に上がったのは、竹石 航太選手(神奈川県三浦郡/SF東海大会2位)。全国大会出場5度目の実力者です。3試合目で平和 卓也選手に敗れるも671gの僅差。1試合目に獲得した4,567gの重量差が弾みとなり予選2位をマーク。決勝に勝ち進んだ両選手は神奈川県在住で年齢は友松選手が35歳、竹石選手が34歳。釣り場で行きあうこともよくある関東勢の若武者2人が頂点を競います。

3位に付けたのは友松選手に敗れながらも驚異的な追い上げを見せた田中 修司選手でした。2日目の2試合ともに6,000g超の釣果をだし、5試合の総釣果は22,628gのトップで貫録を見せました。

決勝の檜舞台となるサザエ島の平瀬は複雑な潮が渦巻く名礁です。釣り座の優先権は友松選手にあり、試合開始は上げ潮が利き始める14時。まだ潮が緩い時間帯にとの目論見から、当て潮となる沖に向かって左の釣り座を友松選手は選びます。しかし競技スタートのホーンが鳴って間もなく、湧昇流と反転流が現われ、その立ち位置のほぼ正面からやや強い北寄りの風が吹きます。仕掛けを馴染ませ、タナを見つけ、アタリをだすためのイトの張りを保つことが難しい条件をいかにして攻略するのか。最終決戦の観戦をする選手たちも興味深く見守ります。
友松選手が昨シーズンより導入している道糸が「LIMITED PRO PE G5+ サスペンド」。磯釣り専用PEラインの0.6号です。水切りがよいため風や上潮をはらんでも食い込みを妨げにくく、メンディング時も水離れがよいのが魅力。2号のフロロハリス10mにウキ「CORE ZERO-PIT DVC TYPE-D」000号を通し、ウキ止メなしの沈め探り釣り。浮力の微調整は-G4までのDVCで行ない、シズをほとんど打たない完全フカセ。ウキを入れ込み適度な張りを保ってタナをキープすると、友松選手がまずは足の裏サイズをキープ。

対する竹石選手はナイロン1.7号にウキ止メとシモリ玉を通した半遊動スタイル。ウキは0号。潮の強さに合わせてじわじわ沈むようにガン玉で微調整するセッティングです。潮目を読み20mほどの近投で仕掛けが馴染む位置を見つけると、繰り返しその筋に仕掛けを入れ込んでいきます。開始から15分で竹石選手の愛竿「プロテック」1.2号が満月にしなり、数分間のやり取りを経て浮上したのは優に40㎝を超える大型です。
その5分後には友松選手も快心のアタリを得てこちらも愛竿「プロテック」1.2号が強い引きを受け止めます。水面を割ったのはやはり40cmオーバー。それからも当て潮の難しい流れを攻略して3尾、4尾と数を伸ばします。前半終了間際には竹石選手が再び大型を掛け、会場がおおいに沸き立ちます。
後半戦に突入すると開始1投目から友松選手がヒット。沖の潮が速すぎることから近場の潮目を丁寧に探って30cmクラスを立て続けに探り当てると7尾のリミットメイクを達成しました。対する竹石選手は手前に当て、さらには湧き上がる複雑な潮を攻略できずに苦戦。大型魚2尾含む3尾のまま試合終了を告げるホーンが潮騒をかき消しました。
検量の結果は友松選手が3,983g、竹石選手が2,688gとなり、友松選手が2012年の優勝以来6年ぶりにウイニングロードを駆け上がり、3度目の栄冠を手にしました。

※文中敬称略

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