セミファイナル西日本大会 大会結果
全国大会進出権を獲得した上位4選手 | |
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1位 | 和田 紅一 選手 |
2位 | 吉良 弘和 選手 |
3位 | 河野 誠毅 選手 |
4位 | 船引 升晴 選手 |
日時 | 7月28日(土) |
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場所 | 揖保川(兵庫) |
天候 | 曇りのち晴れ |
7月28日(土)、兵庫県揖保川にて、2018シマノ ジャパンカップ鮎釣り選手権セミファイナル西日本大会が開催されました。
関西から九州の西日本地区5大会の勝ち抜き32選手に、シード3選手を加えた35選手(2名欠席により実参加33選手)により、90分3試合のポイント制で4名の全国大会進出権を競い合います。
日本全国の広い範囲で記録された台風7号や梅雨前線等の影響による集中豪雨の影響が濃く残り、大会の数週間前までは入川が危険な状態の続いていた揖保川。
当初予定していた開催日、予備日ともに順延となり、急きょ7月の末にスケジュールを移動して開催された今大会。
競技会場となる新宮エリアは水位も落ち、渇水気味。長引いていた濁りも取れ、水はクリア。
天候の良い日も続いていたため、アカも戻っていましたが、水温が高く、土用隠れの声も聞かれます。
また、台風の影響が懸念されましたが、当日は風も弱く、接近を感じさせないコンディション。
薄い雲が上空を覆っていたため、水温も若干下がり、釣果アップが期待されました。
釣場は、川相の変化にともないA・Bブロック共に例年よりも広いエリアに。
Aブロックは吉島エン堤~消防署前の瀬尻まで、Aブロックは消防署前の瀬尻、約20mシモ手~曽我井橋下流側に設定。
そして、7時10分、運命の第1試合が開始されました。
今年度は天然遡上が多く確認されており、開始直後から比較的水深のある瀬や、浅いザラ瀬など、各ポイントで鮎が掛かるようで、好釣果の兆しが見えたように思われましたが、掛かるのは成魚放流の良型が多く、天然遡上の鮎は少な目。
試合を重ねるごとに、各ポイントからはどんどん鮎がいなくなり、第3試合ともなると各選手、苦戦する様子が見て取れました。
結果、全国進出の上位4選手は、1位:和田 紅一選手、2位:吉良 弘和選手、3位:河野 誠毅選手、4位:船引 升晴選手となりました。
以上4選手、おめでとうございます。来たる8月に栃木県那珂川で開催される全国大会での活躍を祈念いたします。
今回惜しくも実力を十分に発揮できなかった選手の皆様、この悔しさを励みに、来年もセミファイナルでお目にかかれ、活躍されることを期待いたします。
選手の皆様には、度重なる順延があったにもかかわらず、今大会にご出場いただき、3試合を最後まで全力で競っていただき、大変お疲れ様でございました。表彰式も最後までご協力いただき、あらためて感謝いたします。そして、釣った鮎の社会福祉施設への寄贈につきましてもご協力いただき、あわせて御礼申し上げます。ありがとうございました。
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フォトレポート
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早朝から始まる受付では、3試合分の入川ブロック、出走順の決まる抽選を行なう。
なお、入漁券はシマノで用意した。
競技説明などを終えたのち、オトリ配付。
当日は曇り空も手伝って若干水温が下がったが、それでもオトリ配付には細心の注意が払われた。
今年の揖保川は天然遡上が多く確認されており、土用隠れが聞かれる中でも釣果に期待がされたが・・・
掛かる鮎は成魚放流の良型が多く、試合を重ねるごとにポイントからは鮎が減っていき、第3試合を迎えるころには、苦戦する選手の様子が見て取れた。
シビアな状況なだけに、検量は同ブロックの選手が注目する中で行なわれた。
第2試合終了後の暫定順位掲示。
シビアな状況故に暫定順位を確認し、第3試合のモチベーションを高める選手は多かった。
表彰式の後は揖保川漁業協同組合様から頂いた地元名産のそうめんを掛けたジャンケン大会を実施。見事3名が獲得されました
今大会で選手の釣られた鮎は、たつの市役所を通じて地元福祉施設へ寄贈されました。
今大会に出場した33名の選手たち。