2017

第11回 全日本鮎釣チーム選手権

大会レポート

表彰

129チーム387人が長良川郡上で夢の競演!
RSラシュラン史上初の2連覇&V4達成

日時 2017年9月9日(土)
天候 晴れ
水況 平水
場所 長良川(郡上漁協管内 / 岐阜県)
主催 鮎釣チーム選手権実行委員会
【株式会社オーナーばり、株式会社シマノ、株式会社がまかつ、株式会社モーリス、有限会社ヤマワ産業(順不同)】
後援 長良川郡上漁業協同組合、関観光ホテル、みの観光ホテル、郡上市
特別協賛 サントリービジネスエキスパート株式会社
特別販売店協賛 フィッシング相模屋、プロショップかつき、フィッシング遊、つり具のマルハン、つり具やすや、フィッシングハヤシ、つりぐの岡林(順不同)
特別協賛会社 株式会社サンライン・SHIMOTUKE・北越産業株式会社・(株)サンテック・釣武者・(有)エクセル・(株)藤本重兵衛商店・(株)松與、つり具のエース(順不同)
協賛会社 株式会社カツイチ・株式会社天龍・株式会社ゴーセン・フジノナイロン・株式会社マルト・よつあみ・株式会社ティムコ (順不同)

去る9月9日(土)、「第11回全日本鮎釣チーム選手権」が長良川郡上漁協管内で開催されました。

本大会はメーカーの垣根を越えて全国の鮎釣り名手が一堂に集まり、一般参加者とも和気あいあいと楽しめる大会にしたいとの思いから企画されたビッグイベント。3人1組のチーム戦、ドリームチームとの交流が人気を博し、多くの鮎釣りファンから「オールジャパン」の愛称で親しまれ、2006年の開催から早くも11回を数えます。今年も全国から129チーム(387人)が鮎釣り聖地の長良川に集結しました。

釣具メーカーならびに販売店からの選抜名手で構成される強豪揃いの「ドリームチーム」は12チーム(36人)。名だたるトップトーナメンターはもちろんのこと、釣具店が推す期待の若手、熟練の技が光るレジェンドと実に多彩な顔ぶれがずらりと並びます。

過去10年の戦績を振り返ると、やはり実力者が表彰台に上がり、際立って優勝回数の多いチームは小澤剛、小沢聡、島啓悟の「RSラシュラン」。一昨年開催の10回大会でも頂点に立ち、2連覇4度目の優勝をねらいます。

今期の長良川は豊富な天然遡上に恵まれ好釣果に沸いています。大会2日前の大雨で増水したものの、水引きが素晴らしく早いのも長良川の特徴です。当日の水況は20cm高程度で高水からの引き水状態。しかも天気は快晴と申し分のないコンディションで朝を迎えました。

大会エリアは郡上大和の下万場橋から和合橋下流の瀬落ちまで。A、B、Cの3ブロックに3名が分かれ、予選は3時間の総釣果を競います。シードをのぞく126チームの中から約2割のチームが決勝戦に勝ち上がることができます。

朝の気温は17℃。秋めいた爽やかな川風が吹いています。朝のうちは追いが渋いと予想されましたが、無数の天然魚が仕上がった9月初旬とあって午前7時半の試合開始とともに各所でサオが曲がります。しかし各ブロックに126人の選手が密集すれば、自由に動ける釣り場は少なく、より多くの鮎がストックされた付き場を見極めることが好釣果の決め手です。天然アユの付きやすいヘチや馬の瀬の周り、段々瀬の肩、瀬落ちの深み、掘れ込んだタナなどでスタートダッシュを決める選手が目立ちます。

1回戦で最多尾数を出したのは、Aブロックが「岐阜MAT」の渡邉一将選手で22尾、Bブロックが「JADEかつき」の森脇浩之選手で24尾、Cブロックが「チームGⅢ」の小室伸一選手で21尾。検量所には10尾以上の釣果を出す選手は多く見られ、良型も数多く上がっています。

そして予選トップに踊り出たのは高知の「チームOKABAYASHI」。A=藤原無我12尾、B=松本優吾15尾、C=川崎智仁20尾。地元高知の期待を背負った若手中心のドリームチームが総釣果47尾で2位の「JADEかつき」に6尾もの差を付けて一番手になりました。ちなみに予選通過のボーダー釣果は31尾。長良川の好調を裏付ける釣果があがり27チームが決勝戦に進出します。

13時。いよいよ決勝戦のスタートです。予選を勝ち上がった27チームにシード3チームを加えた30チーム90名が2時間の釣果を競います。毎年上位に顔を出す表彰台常連チームは、予選のあと川の状況を3人で確認しあい、アプローチにおける共通意識や目標尾数の設定を行ないます。決勝戦進出チームのなかには予選で釣果数が伸びなかったことでチームに迷惑をかけてしまったと感じる選手も出てきますが、そうした選手は決勝では必ず挽回しようと意気込みます。たとえ1人がダメでも2人が数多くの釣果を上げれば順位を上げられるのもチーム戦のよいところ。

決勝に残ったドリームチームは7チーム。先述の「チームOKABAYASHI」をはじめ、5位に「タックルインジャパン」(森川学、椿隆明、植田正光)、9位に「チームかつき」(辻行雄、中里洋、上西啓文)、11位に「チームフィッシングハヤシ」(和田紅一、西森康博、北村憲一)、19位に「チームフィッシング相模屋」(内田宏、藤本壮太郎、盛合彰彦)、24位に「チームZaito」(三嶋英明、井川弘二郎、高橋祐次)、25位にチームVARIVAS(鷲見冬彦、吉田忍、小林優太)が勝ち上がってきました。この名手が決勝戦でどこまで上位に食い込んでくるのか、さらにシード枠の前回優勝「RSラシュラン」、準優勝「チームEAST」)、3位「チームWEST」がどれだけの実力を発揮するのかも注目です。

午後になると濃い日差しが降り注ぎ気温は30℃近くまで上昇します。予選で追い気の強いアユは抜かれているものの、決勝は予選に比べ選手の数は少なく、探れる釣り場も多くなります。また水温が上昇したことで新たに差してくるアユも期待できます。

Aブロックで入れ掛かりを見せたのは「RSラシュラン」の島啓悟選手です。開始から30分の沈黙の後で、左岸ヘチの浅瀬を攻めます。ここに天然アユの密集帯があり、たちまち連発。島さんの釣り方はオトリを野アユの群れに馴染ませたのち、急テーパーのソリッド穂先でテンションをコントロール。尾ビレを振って泳ぐオトリに動き変化を与えて誘い、8尾連続の怒濤の入れ掛かり。その下のタナでも9尾のアユを掛けてオトリ込み19尾。ブロックトップ釣果を出しました。

一方のBブロックでは「チーム45」の田中勉選手が深瀬を泳がせて入れ掛かりになり、島さんと同じく19尾でトップ釣果。

またCブロック再上流付近の右岸ヘチでは「チームZaito」の高橋祐次選手が丁寧なオトリ操作で次々に野アユを絡め取り、その下ではCブロックの予選最高釣果を上げた小室伸一選手が負けじと釣りまくっています。そしてこの2人が17尾の同数でCブロックの最高釣果を上てきます。

好釣果が出たのはサオ抜けとなりやすい極端な浅場や強くて太い流心付近、アユのストック量の多い深場。そして全選手の集計が終わると「RSラシュラン」、「競技WEST」がなんと45尾の同数で並びます。本大会のルール規定では同尾数の場合、上位2名の合計尾数で順位を決め、さらに同尾数の場合は上位1名の尾数で上位を決定します。両チーム各選手の釣果を並べてみましょう。

受付

フォトレポート

5時からの受付

5時からの受付

朝の選手

朝の選手

MCによる進行

MCによる進行

大会事務局より競技説明

大会事務局より競技説明

競技説明

競技説明

予選

フォトレポート

Aブロックオトリ配布予選

Aブロックオトリ配布予選

予選風景

予選風景

予選風景

予選風景

予選風景

予選風景

予選検量

予選検量

ドリームチーム廣岡昭典選手

ドリームチーム廣岡昭典選手

ドリームチーム廣岡保貴選手

ドリームチーム廣岡保貴選手

ドリームチーム井上選手

ドリームチーム井上選手

ドリームチーム三嶋選手

ドリームチーム三嶋選手

ドリームチーム井川選手

ドリームチーム井川選手

ドリームチーム高橋選手

ドリームチーム高橋選手

ドリームチーム吉田選手

ドリームチーム吉田選手

ドリームチーム中里選手

ドリームチーム中里選手

ドリームチーム内田選手

ドリームチーム内田選手

ドリームチーム鈴木選手

ドリームチーム鈴木選手

ドリームチーム荒木選手

ドリームチーム荒木選手

ドリームチーム大矢選手

ドリームチーム大矢選手

ドリームチーム小幡選手

ドリームチーム小幡選手

ドリームチーム松本選手

ドリームチーム松本選手

ドリームチーム藤原選手

ドリームチーム藤原選手

決勝

RSラシュランの上位2名(島、ほか2人は同数)の合計尾数は32尾、チームWESTの上位2名(有岡只祐、森岡達也)の合計尾数は32尾と同数です。よって最高釣果を上げた島啓悟選手の19尾が上位決定の決め手となり、見事RSラシュランが2連覇4度目の栄冠を手にしました。

順位 チーム名 選手名(ブロック / 匹数) 選手名(ブロック / 匹数) 選手名(ブロック / 匹数) 総匹数
優勝 RSラシュラン 島啓悟(A / 19) 小澤剛(B / 13) 小沢聡(C / 13) 45匹
準優勝 競技WEST 瀬田匤志(A / 13) 有岡只祐(B / 17) 森岡達也(C / 15) 45匹

フォトレポート

Cブロックオトリ配布決勝

Cブロックオトリ配布決勝

決勝戦用ファイナルキャップ

決勝戦用ファイナルキャップ

ドリームチーム島選手

ドリームチーム島選手

ドリームチーム小澤選手

ドリームチーム小澤選手

ドリームチーム小沢選手

ドリームチーム小沢選手

ドリームチーム鷲見選手

ドリームチーム鷲見選手

ドリームチーム森川選手

ドリームチーム森川選手

ドリームチーム椿選手

ドリームチーム椿選手

ドリームチーム植田選手

ドリームチーム植田選手

ドリームチーム辻選手

ドリームチーム辻選手

ドリームチーム上西選手

ドリームチーム上西選手

ドリームチーム和田選手

ドリームチーム和田選手

ドリームチーム盛合選手

ドリームチーム盛合選手

ドリームチーム西森選手

ドリームチーム西森選手

ドリームチーム川崎選手

ドリームチーム川崎選手

ドリームチーム北村選手

ドリームチーム北村選手

表彰式

チーム戦とはいえ、各選手の1尾、2尾の釣果の差が大きく順位に影響します。それぞれが最後まで諦めず、いかに釣果を引き出すかに集中することが大事であり、真の実力が問われます。小沢聡選手は50分間オトリが変わらず後半1時間で一気にまくりあげました。小澤剛選手は序盤こそコンスタントに釣っていましたが後半に失速。それでも反応のある筋を丁寧に探って釣果を伸ばします。また有岡選手はくるぶしくらいの水深のタナから天然アユを面白いように釣り上げ、森岡選手は足を使って瀬の各所をテンポよく移動して拾い釣り、瀬田選手は荒瀬を前にドンと構えて果敢に攻めて釣果を出し、両チームは近年稀に見る接戦を繰り広げました。

「天然アユの豊富な川は素晴らしい。このようなアユ河川がもっともっと増えてほしい」とは島選手が表彰台で語った言葉。9月を過ぎて仕上がった天然アユが、なにより本大会を盛り上げてくれました。

3位にはBブロックで最高釣果を出した田中勉選手のいるチーム45が合計尾数43尾で入賞。今大会は女性参加者も多く見られ、レディース賞にはAYUひめ(坂口康子、竹原由紀子、大澤恵美子)が予選で18匹の釣果を上げて獲得しました。

大会の表彰式では大会企画運営委員長の中道成之より主催者を代表致しましてご挨拶を述べさせていただきました、また郡上漁業協同組合代表理事組合長の奥村義雄様よりご挨拶を賜り郡上漁協賞を優勝チームに贈呈して頂きました、郡上市様からは農林水産部長の下平典良様より、優勝チームに市長賞のプレゼントをして頂きました。

また今回選手の釣った鮎の一部は市内特別養護老人ホームの4か所ぶなの木学園・郡上偕楽園・ケアポート白鳳・ほたるの家様に贈呈させて頂きました。最後は豪華景品が当たる大抽選会で締めくくり。西日が濃くなった大会本部の奥長良ウインドパークは最後まで活況を呈し、参加選手は一様にシーズン終盤のビッグイベントを大いに満喫していました。

(文中敬称略)

フォトレポート

大会企画運営委員長中道オーナー社長

大会企画運営委員長中道オーナー社長

郡上漁業協同組合代表理事組合長 奥村様

郡上漁業協同組合代表理事組合長 奥村様

鮎贈呈式

鮎贈呈式

決勝Aブロック最多釣果 島選手

決勝Aブロック最多釣果 島選手

決勝Bブロック最多釣果 田中選手

決勝Bブロック最多釣果 田中選手

決勝Cブロック最多釣果 小室選手・高橋選手

決勝Cブロック最多釣果 小室選手・高橋選手

レディース賞 AYUひめ

レディース賞 AYUひめ

サントリー賞

サントリー賞

バリバス賞

バリバス賞

松坂牛賞

松坂牛賞

大会景品

大会景品

ドリームチーム

ドリームチーム RSラシュラン

ドリームチーム RSラシュラン

ドリームチーム エクセルシオ

ドリームチーム エクセルシオ

ドリームチーム Zaito

ドリームチーム Zaito

ドリームチーム VARIVAS

ドリームチーム VARIVAS

ドリームチーム TACKLE IN JAPAN

ドリームチーム TACKLE IN JAPAN

ドリームチーム かつき

ドリームチーム かつき

ドリームチーム フィッシング相模屋

ドリームチーム フィッシング相模屋

ドリームチーム フィッシング遊

ドリームチーム フィッシング遊

ドリームチーム マルハン

ドリームチーム マルハン

ドリームチーム やすや

ドリームチーム やすや

ドリームチーム フィッシングハヤシ

ドリームチーム フィッシングハヤシ

ドリームチーム OKABAYASHI

ドリームチーム OKABAYASHI