大会初日、早朝からの受付では抽選が行なわれ、予選リーグ3試合の組み合わせが決定する。 |
受付後のマキエ作りでは、選手全員に大型セメントコンテナとシャベルワンセットが貸し出される。スタッフはゴミの回収など、選手達をサポート。 |
試合では選手2名につき、必ず1名以上の審判が同行。境界線の決定を含む競技審判や荷物の移動等をサポート。また、シマノフィールドテスター遠藤いずみ氏も同行し、選手の試合を見守った。 |
検量はデジタル計りを使用し、正確かつ迅速に行なわれる。 |
選手の竿が大きく弧を描く。幾度となく根に突っ込む力強いマッスルチヌの引きは強烈。その引きに天を仰ぐ選手も少なくなかった。 |
昨年度2位の横路選手。予選リーグの検量では2匹の年無しを持ち込んだ。 |
外道として各所で姿を見せたブダイ。本大会ではヒブダイとともに選手を悩ませた。 |
本大会でネリエによる釣果は非常に多かった。数種類ブレンドしたものや練り込み具合の違うもの、選手による工夫の違いが見て取れた。 |
予選リーグ第3試合。内海通人選手と山田富士選手の試合。負け無しで勝ち進んできた選手同士の対決は山田富士選手に軍配が上がった。 |
懇親会にはご多忙中にも関わらず、宿毛市市長の沖本年男様、一般社団法人 宿毛市観光協会 会長の秋澤誠様にご臨席賜り、お祝いの言葉を頂戴しました。 |
乾杯のご発声は、前年度優勝者の村岡 哲也選手が。 |
懇親会では全選手にインタビューを行なった。インタビュアーはシマノフィールドテスターの遠藤いずみ氏。緊迫した試合の表情とは一変、選手の顔には終始笑顔が見られた。 |
決勝戦進出を決めたのは渡邉 弘将選手と光田 俊介選手。 |
決勝の舞台、大藤島のノゾキへ。 |
優先権のあった渡邉選手は高い所から冷静に海の様子を確認していた。 |
決勝戦の準備中「僕だけじゃないだろうか」と光田選手がベストのポケットから取り出したのは自動針結び器。 |
決勝戦は左手が光田選手、右手が渡邉選手という釣座で試合が始まった。 |
熱戦を見守る選手・報道・スタッフ。 |
シマノインストラクターの大知昭氏とフィールドテスターの遠藤いずみ氏も熱戦を見守った。 |
前半戦、横たわる根の際を集中的に狙った光田選手。 |
前半戦の渡邉選手はハエ根の際に狙いを絞る。テンポの速い打ち返し、が印象的だった。 |
まず竿を絞ったのは光田選手。しかし今大会では外道の常連であったヒブダイだった。 |
前半終了間際、沈黙を破ったのは光田選手。本命のクロダイを手にポーズを決める余裕も。 |
後半戦40分が経過したところで渡邉選手に追い打ちをかけるかのように光田選手が再び竿を絞った。 |
大きなシモリ際に仕掛けを入れ込んでいった渡邉選手の竿が大きく曲がった。試合終了5分前に反撃の1尾。 |
検量を終えてガッツポーズを決める光田選手。 |
表彰式での主催者代表の挨拶は、株式会社シマノ 取締役 釣具事業部 開発設計部 部長の人見康弘が。 |
上位入賞者インタビューはシマノ クロダイインストラクター大知昭氏が。 |
上位入賞者3名には、宿毛市からすっきり爽やかな香りと食味が魅力のフルーツ「宿毛小夏」が、選手全員には、宿毛市観光協会様から香酢柑橘の一種でスダチの仲間を使った「直七のポン酢」が贈られた。 |
大会の最後を飾るのは上位3選手によるシャンパンシャワー。 |
表彰式終了後には優勝者の胴上げが行われていた。鱗海カップから8年越しの夢を成就させた光田選手の優勝を選手全員が祝福した。 |
今年もお世話になったのは宿毛だるま夕日フィッシングクラブの「西田渡船」「和竜渡船」「吉村渡船」「高内渡船」の皆様。安全かつ確実な渡礁と温厚な人柄が魅力。 |
今大会で熱戦を繰り広げてくれた27名の精鋭たち。 |