2012

第28回 シマノ・ジャパンカップ 磯釣り選手権大会

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大会レポート

磯釣り選手権大会

優勝 友松 信彦 選手 5,362g(決勝戦)
準優勝 田中 修司 選手 3,456g(決勝戦)
第3位 大津 友和 選手  
熾烈を極めた激闘の予選リーグ5戦全勝同士の頂上決戦は、 
試合後半から怒濤の良型ラッシュで友松信彦(トモマツ ノブヒコ)選手が
大逆転に成功! ジャパンカップ2度目の栄冠を奪取!!
日時 2012年11月24日(土)-11月25日(日)
場所 五島列島 福江島 福江地区の磯(長崎県五島市)
主催 株式会社シマノ
後援 長崎県五島市、社団法人 五島市観光協会、カンパーナホテル
天候 晴れ時々曇り

2012年11月24日(土)~25日(日)に「第28回シマノ・ジャパンカップ磯(グレ)釣り選手権 全国大会」を五島列島 福江島 福江地区の磯(長崎県五島市)にて開催いたしました。

今大会の出場選手は、昨年度全国大会上位入賞者3名のシード選手と、全国で行なわれた地区大会を勝ち上がり、セミファイナル(東海、関西、四国、九州)大会をも勝ち抜いた17名に、インストラクター選抜戦の上位4名の総勢24名の精鋭達。
グレシーズン序盤を迎える五島列島 福江島 福江地区の磯(長崎県五島市)で激戦を繰り広げてくれました。

昨年度に引き続き、五島列島 福江島 福江地区の磯(長崎県五島市)で開催した今大会は、初日、北西風が強いものの、海上は比較的穏やかで天候も曇りと絶好のコンディションの中で開幕できました。
また、昨年度の記録的爆釣には及ばないものの、グレの魚影は濃く、活性も非常に高い様子。開催前夜の雨で若干の水温低下があったものの、もともと水温がやや高めに推移していたためにエサ取りの猛攻に悩まされますが、その中から良型グレを引きずり出すことは十分可能。

スタッフによる2日間の入念な試釣の結果、各磯には23~26cmが多数おり、ややもすれば単調なテクニックのみの小グレ釣り大会になる状態。一方、それらの群れをかわすと、ほぼどの磯でも28~30cmにサイズUPする状況が判りました。
スタッフによる慎重な検討の結果、グレ釣り本来の型・数を狙う実力発揮にふさわしい大会とすべく、既定サイズを25cmから28cmに変更しました。
当然、潮を読み、テクニックを酷使すれば、30~35cmクラスはおろか、40cm級の追加など、トータルの重量UPを計る、さらなる真の実力を競える状況でもありました。

このコンディション下で行なわれた福江周辺及び椛島周辺の磯を使用しての予選リーグ5試合は、第1試合から各所で互いに竿を絞りあう攻防戦が展開。数はもちろん、型も出さなくては勝てない熾烈な戦いに、選手達は最後の一投まで死力を尽くさなくてはならない壮絶な激闘バトルに終始しました。
そして、このバトルから決勝戦へ駒を進めたのは、ともに5戦全勝を成し得た田中修司選手と友松信彦選手となりました。

ここまで土付かずの快進撃を見せてきた2選手が激突する、注目のファイナル頂上決戦は「多々良島(タタラジマ)の灯台」で開催しました。
海に向かって右手に予選リーグ1位・ポイント優先権のある田中選手が陣取り、左に友松選手が釣座を構えて競技開始となった決勝戦。
選手、報道陣、スタッフに背後から見守られる中、田中選手が競技開始から猛スパート。遠めに見てもキーパーサイズのグレを連発していきます。
一方、友松選手も竿を絞りますが、手にするのはどれもキーパーサイズに満たないグレ。1、2匹はキープしますが、やがてアタリも止まって失速。田中選手のスパートを許してしまう形になりました。

そして、田中選手が7、8匹、友松選手が2、3匹キープで釣り座を交代しての後半戦がスタート。後半戦開始直後、ここまで苦戦していた友松選手もキーパークラスを連発して田中選手を猛追し始めますが、田中選手も竿を絞って友松選手の追従を許さない展開に。
しかし、誰もが田中選手圧倒的優勢に見えた中、後半戦開始約10分後に友松選手が大きく竿を絞ってタモ入れ。35cmクラスを手にします。そしてここからペースを上げての猛チャージ。さらに、遥か沖を流れていた本流筋がどんどん友松選手の前に近付き、その潮筋の一部は、遠投釣りを得意とする友松選手の手の届く範囲に・・・マキエとシカケ投入の遠投性・正確性・テンポの速さ、さらにライン操作など誘いのテクニックも見事に決まり、良型を連発しはじめました。

一方の田中選手の前にも潮筋が流れていますが、その距離は遥か沖の届かないライン。田中選手は手前の引かれ潮狙いでまずまずの型を追加しますが、友松選手のペースと型には及ばない。そして、明らかに後半の35cm前後の連発に、誰の目にも友松選手が逆転、さらに引き離しという状況で決勝戦の競技が終了。

序盤に数をのばしたも田中選手と、後半に良型を揃えた友松選手、注目の検量結果は、田中選手3,456g、友松選手5,362g。友松選手が見事逆転に成功して2度目のジャパンカップを手にすることになりました。

※文中敬称略

コンディション(フィールド)

昨年に引き続き、今年も全試合を五島列島 福江島 福江地区の磯(長崎県五島市)にて開催しました。

大会開催日のコンディションは、初日の24日は北西風がやや強く、風の影響を受けやすい釣り場ではロッド操作に苦労する場面も見受けられましたが、両日ともに海上は比較的穏やか。天候も晴れ時々曇りで、気温は低めながら雨に見舞われることもなく、決勝戦開催時は快晴になるなど、天候にも恵まれて、無事に安全かつ厳正な競技を行なうことができました。

また、釣況は昨年度の記録的爆釣状況には及ばないものの、グレの魚影はすこぶる濃く、活性も非常に高い様子。大会開催日前夜に降った雨で若干の水温低下があったものの、もともと水温がやや高めに推移していたためにエサ取りの猛攻に悩まされますが、その中から良型グレを引きずり出すことは十分可能。

選手の方々に競技で最大限の実力発揮していただくべく、『釣れる』釣り場(磯)選定のため、大会前にスタッフが行なった試釣では、各磯に23~26cmのグレが多数いるが、それらの群れをかわせば、28~30cmにサイズアップできることが判明しました。
これにより、慎重に協議、検討した結果「数・型を狙う」という、あくまでグレ釣り本来の姿で選手が存分に実力を発揮しあって戦う大会にするべく、急きょ、検量対象であるグレのキーパーサイズを当初の25cm以上から28cm以上に変更しました。

当然、潮を読んでテクニックを駆使すれば30~35cmクラスはおろか、40cm級も狙えてトータルの重量アップが計れます。事実、今大会の予選リーグでは40cmクラスも数多く釣れて、100分の競技時間で田中修司選手が第1試合で9118gを釣り上げたのを筆頭に、小谷さとし選手が8668g、国見孝則選手が7197g、吉田賢一郎選手が6165g、平和卓也選手が6155gの他、5キロ超えの釣果が続出。キーパークラスの数を追っていては勝てないという、真の実力を競える状況でもありました。

フォトレポート