2011

第27回 シマノ・ジャパンカップ 投(キス)釣り選手権大会

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大会ダイジェスト

フィールドコンディション

大会初日の天候は曇り一時雨。風はほぼ無風で気温も上昇したために終日蒸し暑くなり、海上は波気がほとんどないベタ凪ぎの状況となりました。

しかし、翌日の予選リーグ第4、5試合開催時は前日同様ながら、決勝戦開始時に一気に天候が回復。海上は初日同様に波気がほとんどないベタ凪ぎ状況ながら、爽やかな晴天下でファイナル頂上決戦を行なうことができました。

釣況としては、今年の弓ケ浜は昨年度本大会での大爆釣状況とは一変し、キスの絶対量が少なく、例年にない厳しいコンディションとなりました。
キスの群れの数が少なく、その位置もまちまちで群れを見つけ難い。そして、一つの群れにいるキスの数が少なく多連掛けが難しい。
また活性も悪いのかエサを追って来なく、ポイントでは超スローなサビキや止めが必要。

従って『ポイント探し』と『喰わせ』に相反する要素を強いられ、常勝の強豪ですら各試合で安定した成績を残せず、今回の実釣パタ−ンを導き出せない苦戦が続きました。
結果、多くの選手が各試合においてブロック1位と最下位もしくはそれに近い成績を繰り返すという、選手の順位をみても、マトを絞り難い状況が伺えました。

予選リーグは90分。時間を正確に把握するためにも時計合わせは欠かせない。

公正な競技を行なうために、各試合前に必ずタックルチェックとウェアチェックを行なった。

検量は迅速かつ正確に。

検量は、デジタル量りを用いて、風などの影響も排除した状態で行なわれる。

キスの口も必ずチェックされ、ハリなどが残っていないか確認される。

キスの砂を洗い落として、魚を確認後に検量される。

予選リーグ・第1、2、3試合

シマノ・ジャパンカップ投(キス)釣り選手権・全国大会は今年で27回目を迎えます。

投げ釣りトーナメントの頂点として一層の進化を遂げるべく、2009年度に25周年という四半世紀の節目を迎え、大会運営や競技規定を大幅に見直し、ステータスと満足度の更なる向上を図りました。そして2010年から出場選手を18選手から24選手に拡大し、より一層の華やかさを加味しました。

現行ルールの特徴は下記の通りです。

  • 全てのブロック(A〜Cの3ブロック)に必ず1回は入る。
  • 同じブロックに入るのは最大2回まで。
  • 5試合のスタート平均順序は全員4.4〜4.6番目(1ブロック8名なので、中央で平等)に設定。
  • 全員が連続して同じブロックに入らない。
  • 同一選手との組合せは可能な限り少なくしておりますが、プログラムの都合上、選手全員が、誰か1人に対して5試合中4試合対戦する。

※上記の組み合わせ条件は、24名の選手全員の出場を前提にしたものです。
シマノでは出場選手の都合により欠場者が出た場合、同じセミファイナル大会からの繰り上げを可能な限り行ないますが、万一、直前になって欠場発生の場合は、前述しました組み合わせ条件に変更のある場合があります。
これら条件を加味し、統計的手法に基づいた組み合わせ抽選を前夜祭で実施、そして選手全員への組み合わせ表の配布につきましては例年同様です。
以上、運の要素を極力減らし、選手の皆様に公平に実力を発揮していただき、最後まで“誰が残れるか?”という競技意欲の高揚と、最終日に向けてのモチベ−ション向上や維持など、トーナメントの頂点を我々シマノは継承しております。

まず初日2日には予選リーグの第1、2、3試合を開催しました。

予選リーグは受付時1回の抽選で決定した組合せで、選手全員がA、B、Cの3ブロックに分かれて1試合90分の試合を5試合(初日:3試合、2日目:2試合)戦います。

試合は釣り上げたキスの総重量(検量最小単位1グラム)による各ブロックでの順位で決定されるポイント制で、同ポイントの場合は占有率で決定。予選リーグ5試合での総合順位・上位3名が決勝戦へ進出できます。

“誰が残れるか?”まさにサバイバルゲームといえる激戦バトルの予選リーグ第1試合が開始されました。

天候は早朝から降ったり止んだりの雨に無風状況。気温が高く蒸し暑さを感じます。大会前日までの状況は例年並みにまずまずの型、数が釣れていたといいますが、大会前夜に土砂降りがあったことと、海上は波気がまったく無いベタ凪ぎ。これが釣況にどんな影響を与えるのでしょうか…。

そして選手達が第1投目を回収していきます。しかし昨年度のような多連掛けオンパレードとはいかず、ポツポツと拾ってくる程度の釣果がほとんどです。アタリも無いようで誰もが困惑の表情。時間の経過とともに釣り座の移動も目立ってきます。

第1試合の検量所は選手達の困惑した雰囲気に包まれました。互いの状況を確認しあったりする選手もいます。
予測とは大幅に異なる釣況。予選リーグは5試合ありますが、選手の誰もが1試合の重みを認識しています。釣況をいち早く分析し対応していかなければ勝機はないのです。

第1試合の上位はAブロックが1位・石田 高生選手、2位・広瀬 政春選手、3位・山本 修選手、Bブロックは1位・斎 亘選手、2位・横山 武選手、3位・大林 裕幸選手、Cブロックは1位・河合 英典選手、2位・香林 和幸選手、3位・紺野 憲一選手の順。第1試合では優勝経験者や常勝キャスターに新鋭達が食い込む結果となりました。

次いで第2試合がスタートしました。第1試合で結果が出たポイントへ選手が集中します。特に川の流れ込み周辺は人気ポイントとなりました。
しかし、このポイントに集中した選手の誰もが苦戦。1試合でここまで状況が一変するということはキスの絶対量が少ないのか…。例年の好状況や昨年度の大爆釣状況を知る選手達は頭を切り替えるのが難しいでしょう。「どこかにキスは居るはずだ」と考えても当然です。しかし試合は90分。ポイントをくまなく探っている時間はないのです。今年の予選リーグは例年以上に過酷なものといえました。
そして第2試合が終了。検量所にキスが次々に持ち込まれます。さすがに全国から勝ち上がってきた強豪達の試合。誰もが確実にキスを手にしてきます。しかし、例年なら第1試合で状況を的確につかんで第2試合ではさらに多くのキスを持ち帰ってくる選手達ですが、今大会では第1試合同様の釣果です。数も型も圧倒的に落ちる。この試合で「キスの絶対量が少ないうえに、群れが小さく、その位置は沖から手前までに分散している。さらに活性も極端に低い」ことを誰もが確信したようでした。
そして第2試合の結果はAブロックが斎選手、河合選手、猪熊 洋典選手の順。Bブロックは広瀬選手、伊藤 幸一選手、山本選手の順。Cブロックは岡部 正登選手、島野 忠寛選手、渡辺 史緒選手の順となりました。

第2試合後には、大会会場となった弓ケ浜のゴミを選手、報道、役員、スタッフ全員で拾い集める清掃活動『シマノ・クリーンナッププロジェクト』を実施しました。

そして初日の最終ラウンドである第3試合が開始されました。この試合で結果を出して明日へ繋げたい…。ここまで上位ランクを手にできていない選手達は是が非でもこの試合を取らなければとの思いが強いはず。例年以上に厳しいコンディションの中で緊張感に包まれた試合が繰り広げられました。
無風で気温、湿度が高いうえに降ったり止んだりの雨の中でサビキを止めてアタリを待つ選手達。集中力を持続するのにも苦労させられる状況です。さらには、極度に活性が低いためにアタリがあってもハリに乗らず、ハリ掛かりしてもバレてしまうキス。誰もが苛立って当然でしょう。選手の誰もが持てる力を存分に発揮しながら体力、頭脳に加えて忍耐力さえも試されていたようでした。

そして第3試合が終了。この試合はさらに釣果が落ちて選手の誰もが表情は厳しい。小さなキス一匹が勝敗の行方を左右してしまう僅差の激戦となりました。
第3試合の結果は、Aブロックが岡部選手、伊藤選手、広瀬選手の順。Bブロックが横山選手、島野選手、古牧 康彦選手の順。Cブロックが山本選手、武之森 浩選手、高野 孝選手の順となりました。

そして、この日の夜に行なわれた懇親会の席で予選リーグ3試合での総合結果を発表。暫定の上位選手は、1位・広瀬 政春選手、2位・斎 亘選手、3位・山本 修選手、4位・河合 英典選手、5位・伊藤 幸一選手、6位・横山 武選手、7位・石田 高生選手、8位・岡部 正登選手、9位・香林 和幸選手、10位・猪熊 洋典選手の順となり、新鋭選手が上位にランクし、これに優勝経験者や常勝キャスター達が続くという波瀾の展開となりました。

予選リーグの釣り座選択は抽選で決められた順に、10秒間隔でダッシュ。先行者を追い抜くことも認められる。

選手のクーラーとクーラーの間隔を10mに規定するシマノ独自の「10mルール」。間隔が近い場合は審判が確認。また、選手は自分のクーラーから4m以内で競技しなければならない。

予選リーグは、ハードコンディション下での凄まじい激戦となった。

予選リーグの審判は選手2名に対して1名がついて公正な競技を実現する。

競技時間を公平にする帰着ボードを採用。選手は試合終了時間までにエリア中央に設置されたボードの自分のプレートを移動しなければならない。

ディフェンディングチャンピオンの伊藤 幸一選手は連覇に向けて健闘したが僅かにとどかなかった。

インストラクター選抜選手の山本 修選手もその強さを見せつけたが惜しくも5位入賞となった。

予選リーグ・第4、5試合

大会2日目に予選リーグ第4、5試合が開催されました。

早朝から気温は高めで初日同様の天候ですが、雨はほぼ上がりました。但し、海上は相変わらずのベタ凪ぎで釣況に変化はなさそうです。
選手達には疲労の色も見えますが、残り2試合へのモチベーションは下がるどころか、逆に上がっているように見えます。それは予選リーグ上位ランクの選手の誰もが独走しているわけではないからでしょう。
1位・広瀬選手の予選リーグ3試合の順位は2、1、3位。2位・斎選手は1、1、4位。3位・山本選手は3、3、1位。4位・河合選手は1、2、5位。5位・伊藤選手は4、2、2位。6位・横山武選手は2、7、1位。この結果を見れば、残り2試合の結果如何で順位が大きく入れ替わる可能性が非常に高いことは誰の目にもあきらか。それも試合は僅差での凌ぎあい。型に恵まれれば数匹のキスで逆転できる状況でもあるわけです。初日の3試合で実力を発揮しきれず、結果を出せなかった選手にも十分に勝機は残されているわけです。

前日にも増して緊張感に包まれた試合が開始されました。大方の予想通り、前日同様かそれ以上に厳しい釣況。誰もが慎重にキスを回収していきます。ジャパンカップ史上でこれほど厳しい試合が過去にあったでしょうか…。“一匹の重み”を誰もが噛み締めて “考えうるあらゆる手を尽くして戦う”凄まじい試合となりました。

そして、第4試合の結果はAブロックが横山選手、島野選手、大林選手の順。Bブロックが広瀬選手、斎選手、高野選手の順。Cブロックが佐川 智弘選手、大野 正浩選手、猪熊選手の順となりました。

次いで第5試合がスタート。この試合も厳しい状況下での僅差勝負。エリアの移動を繰り返す選手も多い。それほどキスが少なく活性も低いのでしょう。そして予選リーグ最終ラウンドの第5試合も終了しました。
検量所に持ち込まれるキスは前日以上に少ないが、出場選手全員がキスを手にしてくる。今大会出場選手のレベルの高さが、この大会に賭ける意気込みの高さが伺い知れます。“最後まで諦めず死力を尽くす”全国から集まった強豪達の戦いぶりは、まさに日本トップレベルの技の激突となりました。
第5試合の結果は、Aブロックが河合選手、高野選手、紺野選手の順。Bブロックが大林選手、山本選手、大野選手の順。Cブロックが横山選手、岡部選手、広瀬選手の順となりました。

今大会でもその腕前を発揮して、絶えず上位に位置したが4位入賞となった第25回大会優勝の河合 英典選手。

釣れないとはいいながらも、90分の試合3回で大型クーラーがキスで埋まった。

決勝戦

予選リーグの最終順位が発表されました。結果は1位・広瀬選手、2位・横山選手、3位・斎選手、4位・河合選手、5位・山本選手、6位・伊藤選手、7位・大林選手、8位・岡部選手、9位・島野選手、10位・高野選手。そして広瀬選手、横山選手、斎選手の3名が見事、激戦バトルを勝ち抜けて決勝戦へ駒を進めました。

決勝戦開始前から、この時を祝福するかのように天候が一気に回復。晴天に恵まれ、風も出てきて気温は高いが“爽やかな初夏”の陽気の下で決勝戦を開催できました。

今大会のファイナル頂上決戦は、強豪達でさえ思うように勝たせてもらえない、熾烈なサバイバルゲームから見事抜け出した新鋭2名が、さすがの強さを見せつけたジャパンカップの顔的存在である横山武選手に真っ向勝負を挑む形。報道陣はもちろん、選手に応援団、地元釣り師と多くのギャラリーが見守る中で競技が開始されました。

決勝戦会場は、大会エリア中央に位置する予選リーグで使用していないエリアが採用されました。但し、早朝に地引網が行なわれた後なので、これが釣況にどう影響するのか。釣り師の間では地引網で底をかき回した後には、エサを求めてキスの群れが入ってくると言う理屈もありますが、今回の状況下でどうなるのかは誰も予想がつきません。

決勝戦の釣り座選択は、予選リーグの順位で1位からの10秒間隔スタート方式。インターバルを挟んでの後半戦はその逆の順となり、先行者を追い抜くことも認められます。また、決勝戦の試合時間は前半40分、後半40分の計80分。試合は80分で釣り上げたキスの総重量を競い合います。

決勝戦は未使用のエリアを採用しました。

決勝戦前にもタックルチェック、ウェアチェックを行ないました。

競技説明の後に順次選手が狙いの釣り座へスタート。1位の広瀬選手は海に向かって右端へ、横山選手は中央やや右寄りへ、斎選手はエリア左端に入って競技が開始されました。

キャストは3名ともに近投。3〜4色程度でしょうか、3名ともにサビキはスロー。そして回収にかかると左に入った斎選手が6連。これに対して横山選手は2、3匹、広瀬選手も同様に2匹程度です。次いで2投目。斎選手の回収にギャラリーが注目しますが、今度は2、3匹。横山選手も広瀬選手も1、2匹。やはり全体にキスは少ないようです。

この後も3名はほぼ同じ匹数を釣り上げる状況。第1投で6連を手にした斎選手がリードしているようです。そしてこのままの状況で前半戦が終了しました。

3名の選手が一旦中央に集まってインターバル10分をおいてから、前半戦とは逆に斎選手、横山選手、広瀬選手の順で釣り座に向けて10秒間隔でスタート。後半戦では、斎選手は前半戦で自分が釣った位置より右手へ。広瀬選手はエリア左限ギリギリに、横山選手は右手に入って試合開始となりました。

今大会の大激戦バトル予選リーグ1位で決勝戦進出を決めた広瀬 政春選手は、今大会が初めての全国大会出場。セミファイナル3度目の挑戦でようやく全国大会出場権を手にできたといいます。小学生からキスの引き釣りを始めたので39歳ながら33年のキャリアを誇るベテランキャスター。30歳からトーナメント挑戦を始め、現在は競技の釣りを追求しているそうです。

そんな広瀬選手は大会前日の試釣が初めての弓ケ浜。しかし、その試釣の際に現場で会った、今大会出場選手達からいろんなアドバイスを貰えた事にとても感激したといいます。本来ならライバルである自分に対して、様々な貴重な情報を隠すことなく教えてくれる選手達に「トップキャスター達の度量の大きさと、その人柄、正々堂々と戦う姿勢と競技に対する真剣さ」に心打たれたそうです。「今大会の予選リーグで良い結果が出せたのは、家族や応援してくれた釣りクラブのメンバーはもちろん、そんな選手の方々のおかげ。だから不様な釣りは失礼に当るし、精一杯の力を発揮して正々堂々と決勝戦に挑みたい」と意気込みを語ってくれました。

決勝戦の広瀬選手は黙々と自分の釣りに徹しているように見えます。連掛けはないものの、確実にキスの数を伸ばしている。仕掛けもほぼ毎回のように交換し、その作業も素早い。この釣りが後半戦での逆転劇を生み出すのでしょうか。

この広瀬選手同様に、今大会の予選リーグで強豪、常勝キャスター達相手に堂々の戦いぶりで注目された斎亘選手は全国大会出場2回目。三浦半島一帯の海岸や湘南をホームグラウンドに競技の釣りに挑戦するトーナメンターで、横山選手や大林選手、山本選手に憧れて10年以上ジャパンカップに挑戦し続けているそうです。

決勝戦進出に対しては、シード権がとれたことだけでホッとして、妙に落ち着いてしまっているという斎選手。「ダメでもともとだし、何より憧れの横山選手と同じフィールドで戦えることが楽しみです」と語ってくれました。

釣れる状況よりもコンディションが悪い状況の方が自分には向いているようだとも語る斎選手は、前半戦の第1投での連掛けでスタートダッシュを決め、その後も確実に追加してリードを守っているように見えます。このまま逃げ切るのでしょうか。

この2名に胸を貸す格好となっている横山選手は、ジャパンカップ投(キス)史上で圧倒的な強さを誇る顔的存在。4度の優勝には3連覇もあり、同じく4度の優勝を誇る大林選手とともに常勝メンバーとして何度も表彰台に上がってきました。そして激戦となった今大会でも見事に決勝戦へ駒を進めてくるのはさすがの一言。競技の釣りを徹底的に分析して“勝てる釣り”を確立した横山選手は65歳の高齢ですが、灼熱地獄の試合でも自身をコントロールして勝ち上がり、その健在ぶりを見せつけてくれました。

前半戦では斎選手にリードを許しているものの、その差は僅かです。後半戦での巻き返しは十分に可能でしょう。前人未到5度目の優勝を狙う横山選手が逆転劇を見せてくれるのでしょうか…。

後半戦はエリア左限の広瀬選手、中央やや左の斎選手、右に入った横山選手ともに1、2匹を釣り上げていく展開となりました。ただし、横山選手が手にするキスはやや大型のように見えます。また、確実に引き数を稼いでいく広瀬選手も型はまずまずのようです。試合は釣り上げたキスの総重量で決定されるので、型を伸ばせば十分に逆転は可能です。後半戦中盤には誰が勝っているのか判断出来ない接戦状況となりました。

そして終了真際に横山選手が良型を手にし、斎選手が3匹を手にしたところで決勝戦が終了。

決勝戦終了後の検量は報道、選手が取り囲む中で行なわれました。そして注目の検量結果は、407gを釣り上げた斎亘選手が広瀬選手、横山選手の猛追を振り切って見事、初優勝を手にしました。

決勝戦は多くの報道陣が見守る中で行なわれる。

広瀬選手はあえて連掛けを避け、確実にキスを取り込む作戦に出た。

横山選手はあきらかに型のよいキスを掛けて猛追したがわずかに届かなかった。

 

決勝戦は前半戦40分で、一旦中央に集まってインターバル10分をとったあとに後半戦40分を行なう計80分。

前半戦でスタートダッシュを決めた斎選手が横山選手、広瀬選手の猛追を振り切ってジャパンカップ初優勝を手にした。

多くのギャラリーが頂上決戦を見守る。

シマノ・クリーンナッププロジェクト、表彰式

検量の後、大会本部にて表彰式を行ないました。
表彰式では、主催者の挨拶、記念撮影の後、シマノ投インストラクター日置 淳 氏による勝利者インタビュー、今大会で釣り上げたキスを、米子市を通じて社会福祉施設へ贈られる「キス贈呈式」を行ないました。
そして上位3名によるシャンパンシャワーで大いに盛り上がったところで今大会は無事に幕を閉じました。

今大会では財団法人日本釣振興会の「東日本大震災義援金箱」を設置して選手、報道の皆様へご協力を呼びかけました。選手、報道の皆様のご協力に主催者一同感謝いたします。どうもありがとうございました。

※文中敬称略

 

周りを気にせず自分の釣りに徹した斎選手。

ニューチャンピオンの誕生を選手全員が祝福。

表彰式では、主催者を代表して株式会社シマノ 釣具事業部 販売促進部 次長の安東 正幸が挨拶。

念願のジャパンカップの授与に満面の笑みの斎選手。

優勝した斎選手には、米子市様から今年開湯111周年を迎える『すっきりリゾート皆生温泉』の温泉旅行ペア宿泊券、米子市長様から米子市長賞として地酒も贈られ、プレゼンターは米子市経済部 観光課主任の大山 秀樹様に務めていただきました。

勝利者インタビューならびに本大会を振り返っての総評はシマノ投げインストラクターの日置 淳 氏が。

上位入賞者5名には、とっとりコンベンションビューロー様より鳥取特産スイカを頂戴しました。

今大会で釣り上げたキスは、米子市を通じて、地元の社会福祉施設に贈られました。

予選リーグ第3試合前には、選手、報道、役員、スタッフ全員での弓ケ浜の清掃活動「シマノ・クリーンナッププロジェクト」を実施。ゴミのひとつひとつを拾い集めました。

 

スムーズな司会進行のMCは
二家本 梨楓さん。

上位入賞者だけが味わえる勝利の美酒・シャンパンシャワーで最後のヒートアップ。

 

表彰式でトロフィーを高々と掲げる斎 選手。