イベント

2009野釣りで一本勝負

シマノへら釣り競技会「野釣りで一本勝負!!」 大会レポート

表彰台写真

日程:平成21年5月16日(土)
場所:群馬県富岡市 丹生湖
主催:株式会社 シマノ

5月16日(土)、“北関東の良型釣り場”として知られる群馬県富岡市の「丹生湖」で「シマノへら釣り競技会 野釣りで一本勝負!! 」を開催致しました。

今大会の優勝カップを手にされたのは、東京都八王子市にお住まいの「虎見 博(とらみ ひろし)」選手。準優勝は「シマノへら釣り競技会 野釣りで一本勝負!! 」第一回大会優勝者の「戸井田 祐一(といだ ゆういち)」選手で、長竿使いとして知られる“黒い弾丸”“キラー西田”こと「西田 一知(にしだ かずのり)」選手が第三位に輝きました。
なお、レディース賞は中村正海選手、ヤングアングラー賞を臼井 守選手、総合6位の大塚勝行選手がベテランアングラー賞を獲得されました。
上位入賞された皆様、誠におめでとうございます。

今後もシマノでは、へらぶな釣りファンが開催を楽しみに期待を募らせ、参加者が大満足していただける行事として支持されるイベントを運営するよう、一層のたゆまぬ努力をしてまいります。

虎見 博 選手大会風景

大会コンディション

管理棟・サンライズ丹生湖の記録によれば前日15日(金)は晴天で、午前9時に計測した気温は17.2度、水温18.5度であり、肌寒い朝を迎えた曇天の大会当日16日(土)であっても、同時刻の計測で気温16・7度、水温は18.7度と大きな差はなかったようです。ただし、作業員が身につけている携帯気圧計は低い数値を示していたとのことで、食い渋る傾向のある低気圧の接近が感じられ、奇しくも、その2日後、沖縄と奄美地方が梅雨入りしました。

釣況に関しての参考ですが、14日(木)は気温17.9度、水温18.7度と15日の状況に似た陽気の下、一の沢中央ロープにて18尺チョウチン両ダンゴで31.4kgという釣果が出ており、やはり一の沢周辺は魚影が濃厚であると多くの試釣者に確信させた様です。

気温と共に活性も上がる印象があるかも知れませんが、気温22.1度、水温17.5度と初夏を思わせる陽気だった、大会1週間前の9日(土)における竿頭は10.1kg(二の沢中央ロープ、15尺チョウチンのバラケとオカメ)と振るわず、改めて、変温動物であるへらぶなは急激な温度変化で食い渋るという、顕著な結果が表れました。

丹生湖の管理棟丹生湖の管理棟

ただし丹生湖は寒期に強く、三寒四温の不安定な早春であっても好釣果が期待される釣り場として知られており、青葉の季節はベテランを唸らせる通好みの"攻略の楽しさ"があると言われています。こうした真冬〜春にかけての好釣果は、地道な放流事業の賜に違いありません。昨年10月第1日曜日に6t、11月23日に4t、計10tの放流実績があり、特に後半の新べらは2枚1kg超の良型主体だったので、釣り人からは「ウキを動かす6tと、フラシ重量を稼ぐ4t」と囁かれていたそうです。

同大会では入釣ポイントに、この"重量を稼ぐ魚"がどれだけ居着いているか、または回遊してきて釣果に交じるのかが、勝負の行方を左右するとも言われていました。

競技説明

同大会規定は「丹生湖利用・使用上のお願い(平成11年、富岡市長)」を基に定めています。競技水域は、岸着け・振れ止めロープ・規定方向以外への舟着禁止を原則としました。それから競技中の移動は、トラブルの無いように周囲の理解を得た上でならば構いませんが、魚体への負担を考慮して、釣果の入ったフラシを下ろしたまま漕舟することは遠慮願いました。その他、アクシデントに対応する大会スタッフが乗舟した巡回舟の進路確保のため「予備ザオの必須納竿」などを大会進行上のルールとして遵守いただきました。

参加義務である「ライフジャケット(救命胴衣)の着用」は、今年もジャケットの貸し出しを行いましたが、回を重ねる毎に多くの理解が得られた様子で、ほとんどの参加者が持参されました。「野釣りを安全快適に楽しむ」ことについて、同大会で「ライフジャケットの着用」という1つの提案ができたのは、イベント開催の意義を強く感じることでもあります。

考えてみれば、へらぶな釣りは舟に持ち込む道具が多いばかりか、移動は1本オールによる立ち漕ぎが主流であるため、油断すると落水事故が起こる心配があります。しかし、ライフジャケットの重要性を理解していながら、盛夏の暑さにおける漕舟や竿さばき時で、煩わしさを感じておられた人も多かったかも知れません。こうした問題も解決できるのが「VF-052Fシマノ・ラフトエアジャケット(ウエストタイプ・自動膨脹)」 や「VF-352Fラッドステップ・ラフトエアジャケット(ウエストタイプ・自動膨脹)」です。腰巻き式なので、着用しても肩の動きを阻害することなく、へらぶな釣り向きの製品と好評を得ています。

こうした前述の注意事項も含め、小山圭造大会審査委員長、伊藤さとし大会副審査委員長による大会規定・競技説明と併せ、これらを記載した配布資料の内容を再度、開会式に確認させていただきました。